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何にもつなげられない
タリビッド眼軟膏(オフロキサシン)は広い抗菌スペクトルと強い抗菌活性をもつ三環性のニューキノロン系抗菌薬である。細菌がDNAを合成するためには、DNAジャイレース(トポイソメラーゼU)と呼ばれる酵素が必要である。タリビッド眼軟膏(オフロキサシン)はそのDNAジャイレース(トポイソメラーゼU)を阻害することによって作用する。

適用上の注意に他の点眼剤を併用する場合には、本剤を最後に使用すること。その際、少なくとも5分以上間隔をあけることと記載がある。
これは眼軟膏に共通するが、眼軟膏は他の点眼剤の吸収を妨げるおそれがあるため、最後に点眼する。そして5分あけないと先に点眼した薬剤が後から点眼した薬剤によって洗い流されてしまうため5分以上の間隔をあけて点眼する。
トラコーマクラミジアによる結膜炎の場合には、8週間の投与を目安とし、その後の継続投与については慎重に行うことと注意書きがある。
これはタリビッド眼軟膏(オフロキサシン)がトラコーマクラミジアの発育環で増殖過程にある原始体は崩壊、死滅させたが、成熟した基本小体には形態的変化を認めなかったためである。つまりタリビッド眼軟膏(オフロキサシン)がトラコーマクラミジアを完全に死滅させるためには一般細菌感染の場合より長期間点眼を要するということである。
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タリビッド眼軟膏(オフロキサシン)に関連して、眼科における角膜や結膜の異物除去の処置についてまとめておく。
仕事や生活をしていると、金属粉、砂、植物、ガラス、化学物質、昆虫、コンタクトレンズなど様々な異物が眼に入ることがある。これらの異物は角膜や結膜などに付着し、目の異物感、充血、流涙、感染症などの症状を起こすことがある。眼科ではこのような異物を取り除く処置を行っている。
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異物を取り除くには、必要に応じて、痛みが出ないようにベノキシール点眼(オキシブプロカイン)などで麻酔をかけたり、フルオレセインで染色など行い、ドリルなどを用いて異物を取り除く。
異物を取り除けたら、二次感染を予防するためにタリビッド眼軟膏(オフロキサシン)などの抗生剤を用いる。そして角膜や結膜の回復を促進するためにヒアレイン点眼(ヒアルロン酸)を用いる。
今回の角膜や結膜の異物除去などに対してタリビッド眼軟膏(オフロキサシン)が出た場合は、まぶたのまわりに塗っても意味がないので、眼軟膏を目の中に塗布する必要がある。眼軟膏を目の中に塗布した後は、目を閉じることで目にしっかりとどまり全身への吸収を防げるだけでなく治療効果もあがる。