フィブラストスプレー(トラフェルミン)、使い方と火傷のまとめ

フィブラストスプレー(トラフェルミン)、使い方と火傷のまとめ

フィブラストスプレー(トラフェルミン)の使い方は溶解液に溶かして噴霧します。フィブラストスプレー(トラフェルミン)は火傷のU度などの場合に使われます。

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フィブラストスプレー(トラフェルミン)、使い方と火傷のまとめ

由来

  • bFGF(basic fibroblast growth factor:塩基性線維芽細胞増殖因子)の Fibroblast より命名

 

特徴

  • 世界初のヒトbFGF(塩基性線維芽細胞増殖因子)製剤
  • 血管新生作用及び線維芽細胞増殖促進作用により新生血管に富んだ良性肉芽を形成させる。
  • 1日1回、5噴霧で褥瘡、皮膚潰瘍(熱傷潰瘍、下腿潰瘍)の創傷治癒を促進させる。
  • 使用が簡便なスプレータイプの外用液剤である。

 

 

フィブラストスプレー(トラフェルミン)は、血管内皮細胞や線維芽細胞のFGF受容体と結合して、血管新生作用や細胞増殖促進作用を起こす。

 

用法用量

  • 添付溶解液1mL当たりトラフェルミンとして100μgを用時溶解し、潰瘍面を清拭後、本剤専用の噴霧器を用い、1日1回潰瘍面から約5cm離して5噴霧する。潰瘍の最大径が 6cm を超える場合は、薬剤が同一潰瘍面に5噴霧されるよう、潰瘍面から約5cm離して同様の操作を繰り返す

 

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フィブラストスプレー(トラフェルミン)の使い方(溶かし方)は以下のとおりである

 

  1. ガラス瓶のアルミキャップを両手で折るようにして開ける
  2. ポリ容器(溶解液)の透明フィルムをはがしてキャップを取り、溶解液を全量ガラス瓶の中に注いで薬を溶かす
  3. スプレーノズルをガラス瓶にセットする。

 

溶かした後は凍結を避けて10℃以下の冷暗所に保管する。溶かした場合は2週間以内に使う。

 

 

重大な副作用

  • 特になし

 

経験したこと

フィブラストスプレー(トラフェルミン)に関連して、火傷についてまとめておく。

 

 

火傷は一般的なイメージでは火事にあった、やかんのお湯を誤ってかけてしまったなどがあるかと思うが、その他にも化学物質によるものや、低温火傷、高圧電流などでも起こることがある。火傷は大きく3つの段階にわけられる。

 

  • T度;表皮までの損傷。皮膚が発赤したり、軽い痛みがある。
  • U度;真皮までの損傷。水疱ができたり、傷が浅いと痛みが強くなり、傷が深いと痛みは鈍くなってくる。
  • V度;皮下組織以上(脂肪、筋肉、骨)などの損傷。痛みは消失する。

 

これらの症状以外にも火傷の面積が多いとショック症状(血圧の低下、頻脈、意識障害など)が起こる。

 

火傷の治療としては先ほどの重症度などをもとに行われる。

 

  • T度;炎症の抑制がメイン。プロペトやリンデロンVGなどの使用。
  • U度;創傷の治癒がメイン。プロペトで湿潤環境維持、フィブラストで肉芽形成促進。リンデロンVGなどのステロイドの使用。
  • V度;壊死の除去と感染予防がメイン。ゲーベンクリームで感染予防

 

火傷の初期治療としては、水道水などにより30分ほど冷却するのが重要。また重症度によりけりだが、創傷被覆材(デュオアクディブやハイドロサイトなど)の使用も有効な場合がある。

 

まとめ

  • フィブラストスプレー(トラフェルミン)はFGF受容体と結合して肉芽形成促進する
  • フィブラストスプレー(トラフェルミン)は火傷のU度などの場合に使われる。

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