プロマック(ポラプレジンク)、ピロリ菌の呼気検査の休薬

プロマック(ポラプレジンク)、ピロリ菌の呼気検査の休薬

プロマック(ポラプレジンク)は胃粘膜を直接保護してくれたり、味覚障害や亜鉛補充に使われます。ピロリ菌の呼気試験の前に、PPI、抗生物質、タケキャブ(ボノプラザン)、その他静菌作用のある胃粘膜保護薬は休薬が必要であるが、プロマック(ポラプレジンク)は休薬の必要なし。

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プロマック(ポラプレジンク)、ピロリ菌の呼気検査の休薬

由来

  • Protect stomach(胃を守る)ことから。

 

プロマック→promac→protect stomachまで引っ張り出せれば、胃薬であることは予想がつく。

 

特徴

  • 亜鉛を含有した胃潰瘍治療剤。
  • 胃粘膜損傷部位に付着し、治癒促進効果を示す。
  • 内因性プロスタグランジンを介さず、抗酸化作用と膜安定化作用により、直接細胞保護作用を示す。

 

プロマック(ポラプレジンク)の作用機序は、傷ついた胃粘膜を直接守ることで効果を示す。

 

また分子式に亜鉛(Zn)を含み、味覚障害や亜鉛補充の目的に使われることもある。舌の表面には味蕾と呼ばれる場所があって、味を感じ取ることに関わっている。味蕾は日々生まれ変わっていて、その生まれ変わりに必要なのが亜鉛である。よって、亜鉛が不足してしまうと味覚障害が起こりやすくなると考えられている。

 

 

用法用量

  • 1回75mgを1日2回朝食後、寝る前。適宜増減

 

個人的に、朝寝る前より、朝夕で処方がくることが殆どだと思う。

 

重大な副作用

  • 肝機能障害、黄疸、銅欠乏症など

 

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経験したこと

看護師さんからプロマック(ポラプレジンク)についての質問を受けた。

 

看護師さん「プロマック(ポラプレジンク)ってピロリ菌の呼気検査は休薬必要ですか?もう飲ませちゃったんですけど・・・」

 

休薬不要と答えたいが、自信がないので念のため調べることに。タケプロンなどは添付文書でも書いてあるが、プロマック(ポラプレジンク)は特に書かれていない。う〜ん、メーカーさんしかない!!

 

私「プロマック(ポラプレジンク)はピロリ菌の呼気検査で休薬は不要でしょうか?」

 

メーカーさん「PPIなどの薬のように、静菌作用はないので、休薬不要と考えております。」

 

私「ありがとうございました。」

 

看護師さんに調べた内容を折り返し、無事に解決。

 

ピロリ菌の呼気試験における休薬判断は、静菌作用があるかが重要となってくる。

 

ピロリ菌がいるにも関わらず、静菌作用をもつ薬によって間違って陰性(偽陰性)と出てしまうため、静菌作用をもつ薬は呼気検査前に休薬する必要がある。

PPIや抗生物質全般、タケキャブ(ボノプラザン)、その他静菌作用を起こしうる胃粘膜保護剤など
は、保険適用上2週間は休薬してから呼気検査を行う。(PPIなどの添付文書に呼気検査の記載があるものをみると、4週間以上あけてからが望ましいと書いてある)

 

タケキャブ(ボノプラザン)に関してメーカーにも聞いたところ、添付文書には書かれていないが、作用上静菌作用を示すために、2週間は休薬をお願いしているとのことだった。

 

全てがそうではないが、添付文書を見て休薬に関して、載っていれば間違えなく休薬が必要である。また、静菌作用を示す文言が載っていれば休薬した方が良いという見解に至った。

 

あまりプロマック(ポラプレジンク)に関係は無かったが、ピロリの呼気試験について少し勉強できたので良かった。

 

まとめ

  • ポラプレジンク(プロマック)はピロリ菌の呼気試験の休薬は不要。
  • 静菌作用のある薬は、ピロリ菌の呼気試験において、最低でも2週間は休薬する。

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