ツムラ葛根湯エキス顆粒(葛根湯)、桂枝湯との使い分け

ツムラ葛根湯エキス顆粒(葛根湯)、桂枝湯との使い分け

葛根湯と桂枝湯の使い分けとしては、汗をかいていなくて浮いた力強い脈には葛根湯、汗をかいていなくて浮いた弱い脈には桂枝湯が使われる。

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ツムラ葛根湯エキス顆粒(葛根湯)、桂枝湯との使い分け

由来

  • ツムラ(会社の商号)と葛根を主薬とすることから

 

特徴

  • 7種類の生薬(カッコン、タイソウ、マオウ、カンゾウ、ケイヒ、シャクヤク、ショウキョウ)を水のみで煎出し、噴霧乾燥法により製した乾燥エキスを、有機溶媒や水を一切使用しないツムラ独自の乾式造粒法により顆粒剤とした漢方エキス製剤

 

 

ツムラ葛根湯エキス顆粒(葛根湯)は風邪や肩こりに使われる。

 

7種類の生薬7種類の生薬(カッコン、タイソウ、マオウ、カンゾウ、ケイヒ、シャクヤク、ショウキョウ)からなり、それぞれの構成生薬のおおまかな作用機序は以下のようになっている。

 

  • カッコン;筋肉の緊張を緩める、発汗させて熱を下げる
  • タイソウ;滋養強壮
  • マオウ;交感神経興奮作用
  • カンゾウ;抗炎症作用、筋肉の痙攣の緩和
  • ケイヒ;発汗させて熱を下げる
  • シャクヤク;筋肉のひきつりを抑える、血の滞りをなくす
  • ショウキョウ;発汗を促進

 

これらの生薬が発汗させ寒気を体外に排出することで、感冒初期などに使われる。また肩こりや頭痛、関節痛、神経痛、五十肩などの疼痛疾患に使われる。これは葛根湯の構成生薬のうち麻黄、芍薬、大棗などが協力することで効くと考えられている。

 

 

用法用量

  • 1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与。適宜増減。

 

重大な副作用

  • 偽アルドステロン症、ミオパチー、肝機能障害、黄疸

 

経験したこと

  • 漢方と言えば、葛根湯と名前が上がるくらい有名で、風邪や肩こりに使われる。

 

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風邪

風邪でも以下のようなものに葛根湯は適応がある

 

  • 風邪をひいて2〜3日のひきはじめ
  • 寒気や悪寒がある
  • 頭痛や関節痛がある
  • 首や背中がこわばる
  • 発熱がある
  • 汗をかいていない

 

中でも大事なのが汗をかいていないということだ。これは暑くて汗をだらだらかいていないということではなく、肌が湿っているかどうかということ。もし肌が湿っていれば葛根湯の適応にはならない。

 

もし肌が湿っている場合は桂枝湯の適応になる。葛根湯と桂枝湯の違いとしては、桂枝湯に葛根と麻黄を加えたものが葛根湯となる。このことからもわかるように葛根湯は、桂枝湯がベースになっている。

 

 

肌の湿り具合以外にも、脈の違いで葛根湯と桂枝湯を使い分ける。葛根湯は浮いた脈で力強い脈なのに対し、桂枝湯は浮いた脈で弱い脈に使われる。桂枝湯は頭痛や首の背中のこわばりなどの表証があれば使うことができる。

 

葛根湯や桂枝湯の作用は、体の中の水を体表へ押し出すことによって、その時に体に侵入してきた外邪も一緒に出す。そのため葛根湯がうまく作用している時は汗が出てくる。発汗を促すためには、温かいおかゆや、温かいうどんなどを食事にとったり、布団をしっかりかぶって温かくするなどが有効。

 

まとめ

  • 葛根湯は汗をかいていない風邪の初期などに使われる。もし汗をかいていれば桂枝湯を使う。
  • その他にも浮いた力強い脈に葛根湯、浮いた弱い脈には桂枝湯が適する。

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