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リナクロチドは引っ張ってこられるだろうが、そのほかに結びつけることは難しい。
リンゼス(リナクロチド)は便秘型過敏性腸症候群に使われるが、作用機序は、少し複雑である。
腸管上皮細胞表面には、グアニル酸シクラーゼ受容体というものが存在し、リンゼス(リナクロチド)は、その受容体に結合する。
リンゼス(リナクロチド)がグアニル酸シクラーゼ受容体に結合すると、GTPと呼ばれる物質がcGMPに変換され、大きく二つの作用を示す。
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リンゼス(リナクロチド)の試験では、初回投与開始24時間以内に自発的な排便があった患者割合として72.3%と、プラセボ群45.8%より高い。
全身暴露も少ないせいか、試験時には主な副作用として下痢が13%あったそうだが、重度なものはなく、いずれも軽度なものだったそうだ。
メーカーさんいわく、食前であるため、寝る前でも良いとのこと。飲み忘れた場合は、その日は飲まず次の日にいつもの時間に飲めばOKだそうだ。
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リンゼス(リナクロチド)の勉強会をした。過敏性腸症候群と言えば、イリボー(ラモセトロン)としか、認識が無かった。イリボー(ラモセトロン)は正確には、「下痢型」過敏性腸症候群であり、今回のリンゼス(リナクロチド)は「便秘型」過敏性腸症候群に適応がある。下痢型はなんとなくイメージはあるが、便秘型とはいったいなんなのか?せっかくなので、まとめておく。
まず慢性便秘には原因がわかっているものと、わかっていないものに分類される。原因がわかっていないものの中の一つとして、便秘型過敏性腸症候群(便秘型IBS)がある。
特に、腹痛や腹部不快感が特徴のため、これらがある便秘の場合、便秘型過敏性腸症候群(便秘型IBS)と診断できる可能性が高いそうだ。先生たちいわく、診断はなかなか難しいそうで、隠れ便秘型過敏性腸症候群(便秘型IBS)は結構いるかもしれないとの意見もあった。
薬で改善していくことになるが、生活面を改善することも重要である。
こう見ると、海藻が最適そうに思える。こういうのはだいたい三日坊主になりやすいので、きちんと継続できるものから取り入れていく必要がある。
そんな便秘型過敏性腸症候群(便秘型IBS)に使われるリンゼス(リナクロチド)だが、薬の実物はアルミ包装となっており、一包化などができないので薬剤師として注意すべき点である。先ほども記載したが、便秘型過敏性腸症候群(便秘型IBS)は診断が難しいようなので、医師にどれくらい使われるか未知である。うまく認知されれば、流行りそうな予感はする。