ニフレック配合内用剤は腸をきれいにするために飲む。

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ニフレック配合内用剤、大腸内視鏡検査を受けてくるの巻

由来

  • NIcht(〜ない)FLECken(汚れ)より。

 

ドイツ語を組み合わせて命名されたようである。ドイツ語を知っていれば、大腸の汚れがないということに結び付けられるだろう。

 

特徴

  • 国内で初めての経口腸管洗浄剤。
  • モサプリドクエン酸塩との併用によりバリウム注腸X線造影検査の前処置が行える

 

ニフレック配合内用剤の作用機序は以下のように考えられる。

 

まず、ニフレック配合内用剤は以下の成分から成り立っている。

 

  • 塩化ナトリウム
  • 塩化カリウム
  • 炭酸水素ナトリウム
  • 無水硫酸ナトリウム
  • マクロゴール4000

 

これらの成分が腸管における電解質と等張になるように配合されている。

 

腸管における水分の移動は、主に浸透圧の差によって行われるため、ニフレック配合内用剤を飲み続けることによって、腸管の浸透圧に差が無くなってくる。つまり、飲んだニフレック配合内用剤が腸管に留まり、排泄されるという作用機序になる。

 

 

用法用量

  • ニフレック配合内用剤1袋に水を2L入れて溶解液とする。溶解液2〜4Lを1時間あたりに1Lのペースで飲む。ただし排泄液が透明になった時点で終了し、4Lを超えて投与しない。

 

大腸内視鏡検査前処置
  • 検査当日に投与する場合;当日の朝食は絶食(水分摂取のみ可)とし、検査開始予定時間の約4時間前から投与を開始する。
  • 検査前日に投与する場合;前日の夕食後は絶食(水分摂取のみ可)とし、夕食後約1時間以上経過した後、投与を開始する。ただし、前日の朝食、昼食は残渣の少ないもの、夕食は固形物の入っていない液状食とする。

 

バリウム注腸X線造影検査前処置
  • 検査当日の朝は絶食(水分摂取のみ可)とし、検査開始予定時間の約6時間前から投与を開始する。通常、成人には、溶解液の投与開始時にモサプリドクエン酸塩として20mgを溶解液(約180mL)で経口投与する。また、溶解液投与終了後、モサプリドクエン酸塩として20mgを少量の水で経口投与する。

 

大腸手術前処置
  • 手術前日の昼食後は絶食(水分摂取のみ可)とし、昼食後約3時間以上経過した後、投与を開始する。

 

詳しくは経験したことへ

 

重大な副作用

  • ショック、アナフィラキシー、腸管穿孔、腸閉塞、鼡径ヘルニア嵌頓、低ナトリウム血症、虚血性大腸炎、マロリー・ワイス症候群

 

経験したこと

大腸内視鏡検査を受けた。長文かつグロいので嫌な人は読まないでください(笑)

 

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健康診断の結果

さかのぼること1ヶ月前・・・春の健康診断の結果が返ってきた。「今年はHbA1cがどうなっているかな〜」くらいの気持ちで見ていた。

 

私の父は糖尿病であり、私は日頃からかなり気を付けている。HbA1cは5.8。よし、OK。

 

もう、これで今年の健康診断も異常なしだろう。余裕ぶっこいて、裏面の総合評価を見ると、そこには赤字の警告文が。

 

「要精密検査」

 

な・ん・だ・と!

 

理由は、便鮮血陽性だった。2本出して1本が引っかかっていた。

 

警告文とともに、二次検診のご案内が書かれていた。後日外来を受けることにした。

 

二次検診

二次検診と言っても、ただの外来診察だ。外来にかかると、開口一番に先生が

 

「内視鏡しましょうか。今は高齢者に限った話じゃないですから。」

 

こんな感じで、内視鏡が即決定した。内視鏡室を後日予約してもらい、検査前日に食べる検査食をもらったりして、その日は即終了。

 

内視鏡検査前日

インテスクリアという検査食を食べた。これは低残渣の食事であり、これを前日に食べることで検査がしやすくなる。中身は朝食、昼食、夕食と3食それぞれセットになっている。

 

  • 朝食;おかゆ、梅ふりかけ、田舎煮、味噌汁
  • 昼食;コーンスープ、クッキー、あめ玉
  • 夕食;おかゆ、かつおふりかけ、味噌汁

 

このようなメニューになっている。

 

朝食は田舎煮などがあり、それなりに満腹感が得られた。

 

しかし、問題は昼食からである。クッキーはココア味とヨーグルト味なのだが、あっという間に食べてしまい、あめ玉で空腹をごまかすしかないのだ。周りの職場の人はうまそうなもの食ってるし、ひもじい気分になった。隣の芝生は青く見える(笑)

 

そして、帰宅し、夕食である。インテスクリアをもらった時、メニューをろくに見なかったので、夕食を楽しみにしていた。「今日も一日終わった〜さすがに夕食は少し豪華になるのかな」

 

・・・考えが甘かった。またおかゆかーい!!しかも夕食は田舎煮すらついてなーい!!夕食も秒殺してしまった。

 

 

個人的には、検査食はまずいイメージあったが、普通に食べられた。むしろ食べないとやってられない。なんというか、この1日だけでも、「私はダイエット無理な人間だ。」とか「好きなものを好きなだけ食べられるって幸せなことなんだな。」と変な境地に達してしまった。日頃から、私はもったいない主義者で、食べ物を絶対に残したくない人なのだが、食べ物に感謝して、もっと大事にしようと改めて感じた。

 

夕食を食べた後は、21時くらいにセンノシドを3錠飲んで寝た。理論上、朝に効くのはわかっているが、日頃センノシドなんか飲んだことがなく、3錠も飲んだら夜中大変なことになるのではないかと危惧していたが、特に問題なく朝を迎えられた。

 

検査当日

私の検査時間は9時40分。添付文書は、検査4時間前にニフレック配合内用剤を飲むとなっているので、5時40分〜7時40分の間でニフレック配合内用剤を飲まなければならない。

 

というわけで、ニフレック配合内用剤との戦闘を開始した。ニフレック配合内用剤をまず作る。

 

  • ニフレック配合内用剤のキャップを開けて、まず1Lくらい水を入れる。ちょうど1Lくらいのところに線が入っているので、そこまで入れればOK。水をそこまで入れたら、粉が溶けるように振る。
  • ある程度溶けたら、もう1L入れて合計2Lとする。これも2Lのところに線が入っているので、そこまで入れればOK。水を入れたら、もう一度念押しで、振り混ぜる。

 

これで準備OK。あとはコップなどに小分けして、この2Lを飲み切ればよい。

 

 

気になるお味だが、スポーツドリンクや経口補水液を少しまずくしたような味と言えばいいだろうか。まぁ、これなら飲める。

 

飲み始めて、40分くらいのところで、最初の排便がきた。インテスクリアを食べたから、始めからある程度きれいになってるのかなと思ったが、全然普通の便だった。

 

添付文書では、1時間に1Lのペースで飲むことと書いてあるが、自分なりにハイペースで飲んだつもりでちょうど1時間に1Lだったので、もたもたしてると時間内に飲み切れないと思う。

 

そんな感じで飲み進め、3〜4回目くらいの排便でだいぶ固形物がなくなってきているのがわかった。5回目以降は、固形物がほぼなくなり、滝のようにニフレック配合内用剤が出てくる。表現があれだが、お尻から排尿しているような感覚である。

 

なんとか、目標時刻に飲み切った。飲み切った後も、2回くらいトイレに行ったが、何回行ったかわからなくなるくらいトイレに行くことになると思う。私の場合は合計8回くらいは行った気がする。飲み始めてから3時間くらいすると、便意は収まった。これは家から病院まで遠い人は、電車などの移動中大変だろうな・・・と思ってしまった。

 

 

いざ病院へ

病院で、検査着に着替え準備をするのだが、検査着もお尻の部分に穴があいていて、カメラを挿入しやすいようになったいた。私は、検査中は下半身に何も衣類をつけないと思っていたので、そのあたりも配慮されているのかと感心した。

 

検査着に着替えると、待合室でブスコパンを筋注した。検査しやすくしたり、痛み止めの効果も期待しているのかもしれない。

 

検査台に乗り、始めはあお向けの状態から、そこから横を向き、左を下にする体位を取った。その状態で、カメラを肛門から挿入。入れ始めが少し痛い。大腸内視鏡検査は、結腸までカメラをいったんいれてから、再び肛門まで戻ってくるといった検査になる。そのため、途中であお向けになったり、再び横を向いたりと体位の移動が数回あった。

 

モニターにはカメラの映像が出てくる。あれだけ、ニフレック配合内用剤を飲んで、排便したはずなのに、ところどころ便が映し出されていた。

 

必要な個所を撮影しながら行ったが、10分くらいであっという間に終わった。内視鏡してくれた先生の評価はきれいな腸とありがたいお言葉を頂き、再び外来の先生のもとへ向かった。

 

検査結果

検査結果も当日に話してくれる。結果は問題なしということで一安心だった。

 

こうして人生初の大腸内視鏡は無事に終わった。

 

まとめ

  • ニフレック配合内用剤は腸をきれいにするために飲む。
  • 食べ物に日々感謝しよう(笑)
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ベルソムラ(スボレキサント)はオレキシン受容体拮抗薬です。作用機序としては、オレキシンが覚醒に関わる神経を活性化するのをブロックします。最近新しい規格として10mgが出ましたが、それを2錠で20mgとして使えるのかという話です。
ホスリボン配合顆粒(リン酸二水素ナトリウム一水和物、無水リン酸水素二ナトリウム)、未熟児くる病と吸湿性について
ホスリボン配合顆粒(リン酸二水素ナトリウム一水和物、無水リン酸水素二ナトリウム)は未熟児くる病などに使われます。ホスリボン配合顆粒(リン酸二水素ナトリウム一水和物、無水リン酸水素二ナトリウム)は吸湿性があるため注意が必要です。
ボナロン点滴静注バッグ(アレンドロン酸)、ステロイド性骨粗鬆症のまとめ
ボナロン点滴静注バッグ(アレンドロン酸)はビスホスホネート系で、骨粗鬆症に使われます。内服に比べて、骨に届きやすいです。ステロイドを長期使用する場合は、ステロイド性骨粗鬆症の恐れがあるので、危険因子をもとに使用を考慮すべきでしょう。
マグラックス(酸化マグネシウム)、低マグネシウム血症の治療
マグラックス(酸化マグネシウム)は制酸作用、緩下作用、尿路シュウ酸カルシウム結石の予防などに通常使われます。しかし時には、低マグネシウム血症の患者さんの治療に使われます。
マヴィレット(グレカプレビル水和物・ピブレンタスビル)配合錠、ジェノタイプ1型〜6型まで試験した新薬
マヴィレット(グレカプレビル水和物・ピブレンタスビル)配合錠は、ジェノタイプ1型〜6型まで試験されたHCV治療薬です。従来の治療期間は12週間でしたが、条件次第で最短8週間での治療が可能です。
マリゼブ(オマリグリプチン)、飲み忘れの対処法
マリゼブ(オマリグリプチン)は1週間に1錠でよい、DPP-4阻害薬です。マリゼブは肝臓では代謝されず、体内に分布し、腎臓でも再吸収されるメカニズムを持つので、長く効きます。
ミカトリオ(テルミサルタン、アムロジピンベシル酸塩、ヒドロクロロチアジド配合錠)、ARBとCa拮抗薬と利尿薬の3剤合剤
ミカトリオ(テルミサルタン、アムロジピンベシル酸塩、ヒドロクロロチアジド配合錠)はARBとCa拮抗薬と利尿薬の3剤合剤。縛りが厳しい分、条件さえ満たせれば、アドヒアランスの向上、経済的な患者の負担が見込める。
ミノマイシン(ミノサイクリン)、めまいの原因は神のみぞ知る
ミノマイシン(ミノサイクリン)はテトラサイクリン系で30Sリボソームに作用して効果を示します。ミノマイシン(ミノサイクリン)は、インタビューフォームや添付文書上では、めまいを起こす可能性が考えられます。
ムコダインシロップ5%(カルボシステイン)、保管方法は冷所保存
ムコダインシロップ5%(カルボシステイン)は痰などの粘液の構成比率を調整してサラサラにして出しやすくします。ムコダインシロップ5%(カルボシステイン)は汚染防止のため、冷所保存で保管します。
メマリー(メマンチン塩酸塩)、抗認知症薬のコンプライアンスを上げるには
メマリー(メマンチン塩酸塩)は、非競合型NMDA受容体です。抗認知症薬を自己中断してしまうと、認知症の進行を抑えられなくなってしまいます。抗認知症薬は患者の環境や状況に応じた対策をすることで、コンプライアンスが上がります。
ユリーフ(シロドシン)、ODの落とし穴
ユリーフ(シロドシン)は前立腺肥大に伴う排尿障害に使われる。排尿障害に加えて畜尿障害も改善する。ODをはじめとして、さまざまな剤形があるが、患者さんに的確に伝えることで、新たな発見ができる場合もある。
ラックビー微粒N(ビフィズス菌)、フィリピンのマニラで謎の感染症をもらってくるの巻
ラックビー微粒N(ビフィズス菌)は整腸剤であり善玉菌のビフィズス菌を含んでいます。ビフィズス菌は乳酸に加えて酢酸を作って悪玉菌の繁殖を抑えます。フィリピンのマニラに行く際は、腹痛や下痢を含めて感染症には気を付けてください。
ラピアクタ(ペラミビル)、点滴静注のインフルエンザ治療薬
ラピアクタ(ペラミビル)はノイラミニダーゼを阻害して、インフルエンザを治療する薬である。点滴静注で使われ、内服困難や吸入困難のインフルエンザ患者に使われる。
リオナ(クエン酸第二鉄水和物)、黒色便と薬
リオナ(クエン酸第二鉄水和物)は食事由来のリン酸と結合して排泄する高リン血症治療薬です。リオナ(クエン酸第二鉄水和物)は鉄を含むため、黒色便が出る可能性のある薬です。
リクシアナ(エドキサバントシル酸塩水和物)、抗血栓薬とDOACの使い分け
リクシアナ(エドキサバントシル酸塩水和物)は第Xa因子を阻害することで抗凝固作用を示します、血栓は、血管や原因などによって抗血小板薬や抗凝固薬を使い分けます。DOACは患者状況によって使い分けます。
リクラスト(ゾレドロン酸)、1年に1回静脈内注射する骨粗鬆症治療薬は忘れそう?
リクラスト(ゾレドロン酸)は破骨細胞の機能を低下させることで骨粗鬆症の治療薬として使われる。1年に1回点滴静脈内注射なので忘れない工夫が必要である。ビスホスホネートは顎骨壊死のイメージが強いが、炎症性の副作用に気を付ける必要がある。
リーバクト配合顆粒(イソロイシン、バリン、ロイシン)、簡易懸濁はちからわざ!?
リーバクト配合顆粒(イソロイシン、バリン、ロイシン)は、非代償性肝硬変の低アルブミン血症の改善に使われます。リーバクト配合顆粒(イソロイシン、バリン、ロイシン)を簡易懸濁するには、ちからが必要です。
リバスタッチパッチ(リバスチグミン)、認知症関連症状に対するその他の薬のまとめ
リバスタッチパッチ(リバスチグミン)は、アセチルコリンエステラーゼとブチリルコリンエステラーゼを阻害することで効果を示します。認知症に関連するその他の症状には様々なものがあり、非薬物療法を試し、無効であるならば少量から検討するのが重要です。
リファジン(リファンピシン)、CYP以外にも尿の色などに気を付けよう。
リファジン(リファンピシン)は抗結核薬であり、DNA依存型RNAポリメラーゼを阻害することで、効果を示す。CYP誘導能で有名だが、尿の色が赤くなったりすることでも有名なので、患者に伝えるべき項目である。
リメファー3B注射用、高カロリー輸液における、いまさらな疑問
リメファー3B注射用はビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンB12が入っています。リメファー3B注射用を高カロリー輸液に入れると、ビタミンの種類が不足する他にも、保険で切られる可能性があるようです。
硫酸マグネシウム補正液、リン酸ナトリウム補正液との配合変化。
硫酸マグネシウム補正液は、低マグネシウムの補正目的で使われます。リン酸イオンと沈殿を生じることがあるので、配合変化に注意が必要な薬剤になります。
リュープリン(リュープロレリン)、子宮内膜症と子宮筋腫の復習
リュープリン(リュープロレリン)は脳下垂体前葉の黄体形成ホルモン放出ホルモン(LH-RH)受容体に作用し、反復投与すると受容体を減少させて効果を示す。子宮内膜症、子宮筋腫、前立腺がん、閉経前乳がんなどに使われる。
ルパフィン(ルパタジンフマル酸塩)、抗PAF作用も併せ持つ抗ヒスタミン薬
ルパフィン(ルパタジンフマル酸塩)は、ヒスタミン受容体拮抗薬だけでなく、抗PAF作用も併せ持ちます。ルパフィン(ルパタジンフマル酸塩)は、試験データ上、眠気が多いため夜に内服した方がいいかもしれません。
ルネスタ(エスゾピクロン)、制限によりブーム到来!?
ルネスタ(エスゾピクロン)は、アモバン(ゾピクロン)と比べてS体のみで作られている。デパス(エチゾラム)やアモバンが30日制限がかかったため、ルネスタが少しブームになりそうである。
リンゼス(リナクロチド)、便秘型過敏性腸症候群(便秘型IBS)とは?
リンゼス(リナクロチド)は便秘型過敏性腸症候群(便秘型IBS)に使われる薬です。グアニル酸シクラーゼ受容体のアゴニストとして作用することで、効果を示します。便秘型過敏性腸症候群(便秘型IBS)は腹痛や腹部不快感が特徴の便秘です。
レミニール(ガランタミン臭化水素酸塩)、各認知症の特徴
レミニール(ガランタミン臭化水素酸塩)は、アセチルコリンエステラーゼ(AChE)阻害作用に加え、ニコチン性アセチルコリン受容体(nAChR)へのアロステリック増強作用(APL作用)を併せもつ抗認知生薬です。各認知症の特徴を知り、早期介入することが重要です。

 
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