ツムラ小青竜湯、花粉症における麻杏甘石湯との併用

ツムラ小青竜湯、花粉症における麻杏甘石湯との併用

小青竜湯は冷えてむくんでいるようなアレルギー性鼻炎(花粉症)に使われ、眼の充血が強かったり、鼻粘膜の発赤が強い場合は麻杏甘石湯が併用される場合があります。

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ツムラ小青竜湯、花粉症における麻杏甘石湯との併用

由来

  • 青竜は中国の神話に出てくる四神の一つで、東方を守る守護神である。 五行説では、東方を守る青竜の色は青色で、主薬である麻黄の青色にかけている。また、青竜湯には大青竜湯と小青竜湯があり、小は作用が緩和であることを表して名付けられた。

 

恥ずかしながら、大青竜湯の存在を知らなかった。ちなみに麻黄の根の色は黄色だが、薬用部位の地上茎の色は緑(青)色であるため、青竜の青色が使われているようです。

 

 

特徴

  • 本剤は8種類の生薬(ハンゲ、カンキョウ、カンゾウ、ケイヒ、ゴミシ、サイシン、シャクヤク、マオウ)を水のみで煎出し、噴霧乾燥法により製した乾燥エキスを、有機溶媒や水を一切使用しないツムラ独自の乾式造粒法により顆粒剤とした漢方エキス製剤である。

 

  • ハンゲ;痰を除く
  • カンキョウ;体を温める
  • カンゾウ;消化器の保護
  • ケイヒ;発汗で寒気を外に出す
  • ゴミシ;体の潤い維持
  • サイシン;体を温める
  • シャクヤク;体の潤い維持
  • マオウ;発汗で寒気を外に出す

 

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用法用量

  • 1日9gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与。適宜増減。

 

9gなので要注意、たまに他の漢方と間違えて7.5gで処方が来ることがある。

 

重大な副作用

  • 間質性肺炎、偽アルドステロン症、ミオパチー、肝機能障害、黄疸

 

経験したこと

小青竜湯は気管支喘息などの他にアレルギー性鼻炎(花粉症)にも使われる。小青竜湯と花粉症の関係をまとめておく。花粉症の症状には

 

  • 水っぽい鼻水が出る
  • 白色で薄い痰が出る
  • くしゃみが出る
  • 鼻が詰まる

 

などの症状がある。漢方の考え方の1つである水毒(水が溜まっている症状)があり、花粉症とこれらの症状が似ているから小青竜湯が使われる。つまり表に邪がいて、裏に冷えや水がいると考える。これらの冷えや水を、小青竜湯は温めて水を外に出していくことで花粉症にも効果があると考えられている。

 

 

そのため、小青竜湯は冷えてむくんでいる時によく使われる。もし眼の充血が強かったり、鼻粘膜の発赤が強かったりなどの熱感が見られる場合は、越婢加朮湯を用いる。越婢加朮湯を用いない場合は、小青竜湯に石膏を加えるのが良いとされている。

 

しかし、現実的には石膏のみを加えるのは難しい。そこで麻杏甘石湯と小青竜湯を併用する場合がある。

 

まとめ

  • 小青竜湯は気管支喘息などの他にアレルギー性鼻炎(花粉症)にも使われる。
  • 小青竜湯は冷えてむくんでいるような花粉症に使われ、眼の充血が強かったり、鼻粘膜の発赤が強い場合は麻杏甘石湯が併用される場合がある。

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