ピマリシン点眼(ピマリシン)、感染性角膜炎のまとめ

ピマリシン点眼(ピマリシン)、感染性角膜炎のまとめ

ピマリシン点眼(ピマリシン)は真菌の細胞膜に存在するエルゴステロールと結合することで作用するため真菌性角膜炎に使われます。

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ピマリシン点眼(ピマリシン)、感染性角膜炎のまとめ

由来

  • 有効成分の一般名である「ピマリシン」より

 

有効成分のまんまの名前なので覚えやすい

 

特徴

  • 角膜真菌症患者から分離されたアスペルギルス属菌、フザリウム属菌等に抗菌力を示す

 

 

ピマリシン点眼(ピマリシン)は真菌の細胞膜に存在するエルゴステロールと結合することにより作用する

 

用法用量

  • 用時よく振り混ぜた後、通常1回1〜2滴、1日6〜8回点眼。 適宜回数を増減

 

添付文書上では、鬼の6〜8回点眼。ピマリシン点眼(ピマリシン)は水性懸濁点眼剤のため、振り混ぜることが必要

 

重大な副作用

  • 特になし

 

ピマリシン点眼(ピマリシン)は角膜上皮障害や眼瞼炎が起こりやすいので注意が必要

 

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経験したこと

ピマリシン点眼(ピマリシン)に関連して感染性角膜炎についてまとめておく

 

 

角膜は黒目の部分を覆う膜で目を保護したり光の屈折に関わる。そのため、角膜炎になると角膜が白く濁って、視力の低下が起こったりする。その他、目の充血、目のかゆみ、目がゴロゴロする、目の痛み、目やに、涙が出るなどの症状がある。

 

感染性角膜炎の原因には主に以下の病原体がある

 

  • 細菌;緑膿菌、肺炎球菌、黄色ブドウ球菌など
  • ウイルス;ヘルペスウイルスなど
  • 真菌;フザリウム属、アスペルギルス属、カンジダ属など
  • 原虫;アカントアメーバなど

 

これらのうち、ピマリシン点眼(ピマリシン)は真菌性の感染性角膜炎に使われる。

 

その他の原因に対する点眼薬でよく使われるものとしては

 

細菌
  • ニューキノロン系;グラム陽性にもグラム陰性にも幅広く効くため、菌が同定できない場合の初回などに使われる。ベガモックス点眼(モキシフロキサシン)、ガチフロ点眼(ガチフロキサシン)、クラビット点眼(レボフロキサシン)など
  • セフェム系;グラム陽性球菌に使われる。ベストロン点眼(セフメノキシム)
  • マクロライド系;クラミジア感染症に使われる。エコリシン眼軟膏(コリスチンメタンスルホン酸ナトリウム)
  • アミノグリコシド系;緑膿菌などに使われる。トブラシン点眼(トブラマイシン)

 

ウイルス

ヘルペス属に効くゾビラックス眼軟膏(アシクロビル)が使われる

 

原虫

アカントアメーバに有効な治療薬はないため角膜を削ったりする。場合によっては角膜移植などになる。

 

まとめ

  • ピマリシン点眼(ピマリシン)は真菌の細胞膜に存在するエルゴステロールと結合することで作用する。そのため真菌性角膜炎に使われる
  • 感染性角膜炎になると角膜炎になると角膜が白く濁って、視力の低下が起こったりする

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