デザレックス(デスロラタジン)、眠気を抑えたアレルギー性疾患治療薬

デザレックス(デスロラタジン)、眠気を抑えたアレルギー性疾患治療薬

デザレックス(デスロラタジン)はヒスタミンH1受容体の親和性が高いアレルギー性疾患治療薬です。デザレックスは内服時間や食事の影響を受けにくく、眠気が起こりにくいのが特徴の薬です。

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デザレックス(デスロラタジン)、眠気を抑えたアレルギー性疾患治療薬

由来

デスロラタジン(DESloratadine)を有効成分とし、アレルギー(ALlergy)が関与する疾患の治療のため、デザレックス(DESALEX)とした。

 

デザレ→デスロラタジン+アレルギーを引っ張れれば、成分名も効能も思い出せる。

 

特徴

  • ヒスタミンH1受容体に高い選択性を示す。
  • 季節性アレルギー性鼻炎における鼻症状を改善した。
  • 蕁麻疹、皮膚疾患に伴う掻痒感を改善した。
  • 1日1回投与で食事に関係なく服用できる。

 

デザレックス(デスロラタジン)の作用機序は、ヒスタミンH1受容体を遮断することだ。アレルギーの原因を起こす物質を体内に取り込むと、ヒスタミンなどの化学伝達物質(ケミカルメディエーター)が出てくる。これがヒスタミンH1受容体にくっつくと、鼻水などのアレルギー症状が出てくる。デザレックス(デスロラタジン)はヒスタミンH1受容体を遮断して、このアレルギー症状を防ぐ。

 

 

デザレックス(デスロラタジン)はその名の示す通り、構造的にクラリチン(ロラタジン)の一部が変わっているものである。ヒスタミンH1受容体にどれだけ親和性が高いかを他の6剤と比べたグラフを見せてもらったが、1番高いデータを示していた。

 

また朝7〜9時に投与する群と、夜19〜21時に投与した群とで効果を比較した試験ではどちらも有意差がでなかった。このことから服用時間に影響の受けない薬であることがわかる。また、食後と空腹時で血中濃度を比較した試験においても差が出なかった。これらのことから、デザレックス(デスロラタジン)は内服時間にも食事にも影響を受けにくい薬であることが特徴と言える。

 

 

用法用量

  • 12歳以上の小児及び成人には、1回5mgを1日1回経口投与する。

 

12歳未満には、安全性は確立されていないそうだ。1回5mgで増減もしないため非常に覚えやすい。

 

重大な副作用

  • ショック、アナフィラキシー、てんかん、痙攣、肝機能障害、黄疸

 

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経験したこと

デザレックス(デスロラタジン)の勉強会を行った。

 

毎年やってくる花粉症の季節である。影響を受けない人は何の問題もないが、花粉症を持つ人は毎年悩まされる。私もその一人だ。幸いなことにOTCなどの軽い薬で私の場合は治まるので、今更H1ブロッカー?と内心思っていたが、聞いてみると凄かった。

 

先ほども述べたように、デザレックス(デスロラタジン)はヒスタミンH1受容体への親和性が高い。つまり理論上では効果を期待できる。

 

次に内服する時間帯であるが、時間の影響を受けず、かつ食事の影響を受けない。つまり、仕事などで忙しくてもいつでものめるわけだ。

 

最後に一番驚いたのが、副作用の眠気が起こりにくいということである(試験では1%)。メーカーさんいわく、デザレックス(デスロラタジン)はすでに世界120以上の国で承認されていて、飛行機のパイロットなどにも選ばれる薬だそうだ。

 

 

時間に影響をうけず、眠くなりにくいというすごい薬であり、ブレイクする可能性はかなり高い。しかし、花粉症患者は安定感をとる傾向がある。先ほども述べたように、私自身いつも同じOTCを毎年飲み続けている。ようするに、症状さえ治まってしまえば、よほどのことがない限り患者は薬を変える必要がないのだ。この点は、医師も同じような意見を言っていた。医療用やOTCなどがある中、どのようにして、この壁を崩すかである。

 

そして、ネックなのが14日ルールだ。2016年11月薬価収載ということなので、2017年12月に長期処方が解禁される。よって今年のブレイクはおあずけになりそうである。来年のブレイクに期待したい。

 

まとめ

  • デザレックス(デスロラタジン)はヒスタミンH1受容体への親和性が高い。
  • デザレックス(デスロラタジン)は内服時間や食事の影響を受けにくい。
  • デザレックス(デスロラタジン)は眠気が起こりにくい。

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