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アリロクマブには繋げられないが、コレステロールに使われることはイメージできる。
血中にあるLDLコレステロールは、LDLコレステロール受容体を介して、肝細胞内に取り込まれて分解される。
、注射の高脂血症治療薬1.png)
LDLコレステロール受容体はPCSK9(proprotein convertase subtilisin kexin type9);プロ蛋白質転換酵素サブチリシン/ケキシン9によって分解されてしまう。プラルエント(アリロクマブ)はPCSK9に、くっつき阻害することによってLDLコレステロール受容体の分解を防ぐ。
、注射の高脂血症治療薬2.png)
不適でない限りはスタチン系と併用して使う。
他にもアフェレーシスと併用する場合には、アフェレーシス施行後に使うという注意点がある。ちなみにアフェレーシスとは、透析のようなもので血液を取り出し、LDLコレステロールを機械で取り除く方法。
ちなみに打ち忘れた場合は速やかに打って、次の予定の日はずらすことなく打てばよい。例えば、予定日が12/1→12/15→12/29の人がいたとする。12/1に打って12/15に打ち忘れた場合、12/17に打って次は12/29に打てばよい。
さらに極端な話、打ち忘れた場合は次の予定日の前日までは打って良い。先ほどの例で行くと、12/1→12/28→12/29でよいとのこと。
、注射の高脂血症治療薬3.png)
アレルギー反応
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心筋梗塞で緊急入院となった人に、急きょ先生がプラルエント(アリロクマブ)を使うと言い始めた。
患者さんは、夏くらいから背中の痛みを他院で訴えてきたが、抗生剤を出されるだけで経過観察されてきた。言ってしまえば、誤診されてきた状態だった。しかしあるとき、今までにない背中の痛みを感じて救急車を呼び緊急入院となった。この時のことを患者さんは剣で串刺しにされるような感じだと言っていた。血栓を吸い取り、山場は越えたときに先生がプラルエント(アリロクマブ)を使うと言い始めた。
患者の家系は、みんな心臓の病気を持っていると言っていたので家族性はおそらく申し分ないであろう。しかし話を聞いていると、スタチン系を飲んだことがないという。やや時期尚早に思えたが、先生の判断で、クレストールと併用で使用開始となった。
使用して次の日あたりから、発熱して頭痛を訴え始めた。否定は出来ないが、プラルエント(アリロクマブ)の可能性が高い。心配だったが、内服の抗生剤が投与されて無事に回復した。
その後は内服でのコントロールが始まり、2週間後くらいにPCI予定となっている。