カタリン点眼(ピレノキシン)、高齢者の点眼方法

カタリン点眼(ピレノキシン)、高齢者の点眼方法

高齢者の点眼は、あらゆる機能が低下している可能性があり、正しく点眼できていないことがあります。点眼前の溶解液に溶かすものがカタリン点眼(ピレノキシン)は錠剤、カタリンK点眼(ピレノキシン)は顆粒となっているのが違いです。

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カタリン点眼(ピレノキシン)、高齢者の点眼方法

由来

  • CATAractoLysINE(白内障溶解素)よりカタリン

 

全く覚えられない

 

特徴

  • 老人性白内障の原因とされている、蛋白変性に対して抑制作用を示す

 

 

キノイド物質が、水晶体のタンパク質にくっつくのを阻害して、水晶体の異常変質を抑える。

 

用法用量

  • 錠剤を添付溶解液に用時溶解し、1回1〜2滴を1日3〜5回点眼

 

以下の手順で錠剤を添付溶解液に溶かす必要がある

 

  1. 溶解液容器の白色の大キャップを取り外す
  2. 錠剤パックの首の部分を折り曲げて開ける
  3. 錠剤に手を触れないようにしてパックから溶解液に入れる
  4. 白色の大キャップを閉めてよく振って錠剤を溶かす
  5. 茶色の小さいキャップのみを外して点眼する

 

まず、この動作を無菌で高齢者が行うことが無理と思われる

 

重大な副作用

  • なし

 

経験したこと

カタリン点眼(ピレノキシン)に関連して、高齢者の点眼についてまとめておく。

 

高齢者はあらゆる機能が低下しており、こちらの想像以上に点眼薬を正しく使えていない場合がある。たとえば以下のような機能低下があり、またそれに対する対策例がある。

 

  • 視力障害;点眼便の形を覚えたり、点眼瓶に輪ゴムを巻き付けたり、手の間隔で識別しやすい工夫をする
  • 筋力低下;げんこつを作った手で下瞼を引いて点眼する。点眼補助器具(らくらく点眼)などを使う。
  • 認知機能低下;点眼薬の表やチェックリストの作成。指導用パンフレットの活用

 

 

本人以外が点眼補助できるようなら、サポートしてもらうのも有効。また正しく継続できているか手技をたまに再確認する。また残薬などを確認して、理論的な使用本数とズレがないかを確認することでコンプライアンスを推測することもできる。

 

高齢者は、内服薬以上に点眼薬をめちゃくちゃに使っていることが多いため、患者の生活環境に合わせて根気よく軌道修正をすることが重要。

 

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ちなみに、カタリン点眼(ピレノキシン)とカタリンK点眼(ピレノキシン)の違いは、先ほどの点眼前の溶解液に溶かすものがカタリン点眼(ピレノキシン)は錠剤、カタリンK点眼(ピレノキシン)は顆粒となっているのが違いである。

 

錠剤を顆粒にすることで溶解しやすく改良したのが、カタリンK点眼(ピレノキシン)である。カタリンK点眼(ピレノキシン)のKは「顆」粒のKからきている。ただ顆粒になったからといって、引き続き高齢者に作るのは厳しいと思われる。

 

まとめ

  • 高齢者の点眼は、あらゆる機能が低下している可能性があり、正しく点眼できていないことがある。

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