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英語が得意でないと少し厳しい。Impaired(障害)meal(食べ物)accommodation(適合)となるので、食べ物を適合することの障害=食べ物が食べにくい状況と言える。しかしフルスペルで覚えなければACO(適合)からこのことを引っ張て来るのは難しいだろう。FIDEからFDを連想するほうが早そう。
アコファイド(アコチアミド)の作用機序は、コリンエステラーゼ阻害作用によるものである。
消化管の運動には、アセチルコリンが関わっている。そのアセチルコリンは、コリンエステラーゼによって分解される。アコファイド(アコチアミド)は、アセチルコリンを分解してしまうコリンエステラーゼを阻害し、分解されにくくする。
食前投与の理由は2つ。
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アコファイド(アコチアミド)の勉強会をした。
胃の痛みや胃もたれなどが慢性的に続いているにも関わらず、内視鏡検査などを行っても原因がわからない疾患。主な症状として、
などがある。特に@〜Cが多いようす。
GERD(gastro esophageal reflux disease);胃食道逆流症の患者が合併している割合は約48%もいる。そのためH2ブロッカーやPPIとアコファイドを併用するケースも考えられる。
ちなみにGERDは、胃液や食べ物が逆流することで、胃液に含まれる胃酸が食道の粘膜に炎症を起こしたり、前胸部からみぞおちにかけて胸やけなどの症状があらわれる疾患。症状的にはGERDとFDは似ているので、合併しているケースはおおいにありうる。
ただアコファイドを使うには検査が面倒なようで医師たちにはあまり評判は良くなさそうであった。薬剤師側も「食前」に過敏になるであろうし、問い合わせも面倒である。ドンペリドンみたく、用法がグダグダで使われそうな気がしてならない。3回分割投与にしてくれればいいのに。