ボトックス注(A型ボツリヌス毒素)、眼瞼痙攣のまとめ

ボトックス注(A型ボツリヌス毒素)、眼瞼痙攣のまとめ

ボトックス注(A型ボツリヌス毒素)は末梢の神経筋接合部における神経終末内でのアセチルコリン放出抑制により神経筋伝達を阻害するため、眼瞼痙攣などに使われます。

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ボトックス注(A型ボツリヌス毒素)、眼瞼痙攣のまとめ

由来

  • BOTulinum TOXin

 

ボツリヌス毒素とつなげやすい

 

特徴

  • 「眼瞼痙攣」、「片側顔面痙攣」、「痙性斜頸」、「上肢痙縮」、「下肢痙縮」、「2 歳以上の小児脳性麻痺患者 における下肢痙縮に伴う尖足」、「斜視」及び「痙攣性発声障害」に対する効果は通常3〜4 ヵ月、「重 度の原発性腋窩多汗症」に対する効果は通常4〜9 ヵ月、「過活動膀胱」では通常4〜8 ヵ月、「神経因性膀胱」では通常 8〜11 ヵ月持続する
  • 神経と筋・汗腺の接合部における伝達阻害作用は可逆的で、時間経過とともに回復する

 

 

ボトックス注(A型ボツリヌス毒素)は末梢の神経筋接合部における神経終末内でのアセチルコリン放出抑制により神経筋伝達を阻害し、筋弛緩作用を示す

 

用法用量

適応がたくさんあるので、今回メインの眼瞼痙攣のみ記載

 

  • 成人には初回1.25〜2.5単位/部位を、1眼当たり眼輪筋6部位の筋肉内に注射する。また、眼輪筋切除術施行後の患者に投与する場合には、筋電計を用いて注意深く目標とする部位を同定すること。効果は通常3〜4ヵ月間持続するが、症状再発の場合には再投与する。ただし、投与間隔は8週以上とすること。また、再投与は初回投与量の2倍までの用量を用いることができるが、本剤の薬理作用である筋麻痺作用が予想以上に強く発現した結果と見られる閉瞼不全、眼瞼下垂等の副作用が現れた場合には、再投与時の用量を適宜減量すること。 また、1ヵ月間に累積で45単位を超える投与は避けること。

 

図の位置を目安に投与する

 

 

重大な副作用

  • ショック、アナフィラキシー、血清病、眼障害、重篤な角膜露出、持続性上皮欠損、角膜潰瘍、角膜穿孔、嚥下障害、呼吸障害、痙攣発作、尿閉、尿路感染

 

兎眼、閉瞼不全、局所性筋力低下(頸部筋脱力、口角下垂等)、眼瞼下垂、顔面麻痺、流涙などが作用機序的にも添付文書上起こりやすい副作用である。

 

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経験したこと

ボトックス注(A型ボツリヌス毒素)に関連して、眼瞼けいれんについてまとめておく

 

眼瞼痙攣とは、眼瞼周囲の筋、主として眼瞼筋の間欠性あるいは持続性の過度の収縮により不随意的な閉瞼を生じるジストニア(意思によらない自分自身では制御できない運動)で、ほかの神経学的、眼科学的異常が原因となっていないものを指す。つまり、眼瞼痙攣は上手にまばたきができなくなる病気を言う。

 

眼瞼痙攣のまばたき以外の症状には、強いまぶしさ、目の周りの痛みや違和感などがある。

 

眼瞼痙攣は、以下の3つにわけられる。

 

  • 本態性;原因不明
  • 薬剤性;抗不安薬、抗精神病薬、睡眠薬などが原因となりやすい
  • 症候性;パーキンソン病などの一症状

 

眼瞼痙攣にはボトックス注(A型ボツリヌス毒素)が使われるが、使用する医師の限定(講習及び実技セミナー参加医師のみ)がなされている

 

まとめ

  • ボトックス注(A型ボツリヌス毒素)は末梢の神経筋接合部における神経終末内でのアセチルコリン放出抑制により神経筋伝達を阻害する
  • 眼瞼痙攣は上手にまばたきができなくなる、強いまぶしさ、目の周りの痛みや違和感などの症状がある。

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