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肝臓を活動的にさせるということで、少なくともリーバからliverが出てくれば肝臓ということにはつなげられるだろう。
リーバクト配合顆粒(イソロイシン、バリン、ロイシン)の作用機序の前に、簡単に非代償性肝硬変の確認をする。
非代償性肝硬変は、肝細胞が破壊されている状態である。アルブミンは水分の保持などに関わる重要なタンパクであるが、主に肝臓で作られる。肝細胞が破壊されていると、作りにくい。
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さらに非代償性肝硬変の患者さんは、アルブミンの材料となる、分岐鎖アミノ酸(branched-chain amino acid;BCAA)が低下している。分岐鎖アミノ酸(BCAA)は構造式上、分岐しているため分岐鎖アミノ酸と呼ばれている。そして分岐鎖アミノ酸(BCAA)は、バリン、ロイシン、イソロイシンの3種類があり、リーバクト配合顆粒(イソロイシン、バリン、ロイシン)は最適な配合バランスでこれを補充する。
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リーバクト配合顆粒(イソロイシン、バリン、ロイシン)使用中の患者が経口摂取困難となり、経管栄養となった。そのため、病棟からリーバクト配合顆粒(イソロイシン、バリン、ロイシン)の簡易懸濁法ができるかどうかの調査依頼があった。
当院に置いてある簡易懸濁法の書籍に載っていない薬だったため、メーカーさんに問い合わせると、「あまりオススメはしませんが、80℃以上のお湯100mlに、リーバクト配合顆粒(イソロイシン、バリン、ロイシン)を入れて、3分以上振とうすれば、溶ける」と回答いただいた。アミノレバンのシェイカーとともに、病棟の看護師さんにその旨を伝えて無事に解決したはずだった。
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後日、再び病棟の看護師さんから連絡があり、溶けなくてチューブが詰まってしまったと連絡があった。
う〜ん、どうしたものか、自分なりに代替案を考えてみたが、全く思い浮かばなかった。困り果てた私は、自分で実際にやって本当に溶けないのかどうかを検討することにした。
休憩室にあるポットのお湯(90℃)100mlをアミノレバンのシェイカーに、注ぎ込む。そこにリーバクト配合顆粒(イソロイシン、バリン、ロイシン)を入れた。顆粒はぷかぷかと浮いている。
しっかりふたをしめて、Let’s shake!!
「ふりふり、シェイク、このまま朝まで〜♪」このフレーズ、知っている人は知っていると思います(笑)
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振りはじめ、1分くらいで、激しい気泡が出てきて、ビールのようになった。
2分くらい経過したところで、まだ気泡があり、入れ始めたときのぷかぷかした顆粒が見えなかったので、ふたをあけて様子をみてみることに。
ふたを開けると、一気に泡が減り水面が露わに。
「普通に溶けてるんですけど・・・」
これだけ溶けていたら、詰まらないと思ったので、病棟の看護師さんに見せにいった。
私「検討してみましたが、代替案が思い浮かばなかったので、実際に私もやってみたのですが、これだとダメですか?」
看護師さん「こんなに溶けるの〜!?いったいどうやって!?」
私「前回、お伝えした通りのやり方です。」
看護師さん「こんなに溶けたことなかったよ。なんでだろう。でも、これならチューブに詰まらないよ。気合が足りなかったのかな?」
なぜ、そこまで溶けていなかったのかは、わかりませんでした(笑)見本のために見せにいったのに、驚愕され、そのままシェイカーごと回収されました。
たまには「ちからわざ」も必要であると感じました。