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前回のDNAやRNAの核酸塩基の覚え方では核酸塩基についてまとめました。今回はDNAの構造について見ていきたいと思います。DNAと言えば、あの二重らせん構造が有名ですよね。あの二重らせん構造を見ると、なんか理系だなと感じてしまいます(笑)私の大学の文化祭のポスターに二重らせんがドーンと大きく書いてあって、薬学部っぽいなと思ったのを覚えています。
ではあの二重らせん構造はどのようにして作られているのでしょうか?

DNAは前回のデオキシリボヌクレオチドがたくさんつながったものです。それぞれのヌクレオチドは3’位の水酸基と5’位のリン酸基がホスホジエステル結合を作っています。ホスホジエステル結合は、リン酸ジエステル結合とも言います。

このようにホスホジエステル結合でヌクレオチドはたくさんつながりDNAをつくっています。そのため、末端が5’位と3’位の鎖を作ることになります。DNAの有名な二重らせん構造は、この鎖が2本並んだ形になっていますが、5’位→3位の鎖がそれぞれ逆方向に伸びています。

さらに二重らせん構造が崩れないように核酸塩基同士が水素結合をしています。この結合のルールとして以下のようになります。

この水素結合は、水溶液中で加熱、又はアルカリを加えたりすることで切れて二重らせんがほどけて、一本鎖DNAとなります。このことを変性と言います。変性が進むと核酸塩基がむき出しになるため吸光度が増します。これを濃色効果と言います。

変性は可逆的なので、再び水素結合を形成することができます。この水素結合形成をアニーリングと呼びます。
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生理的条件下の水溶液中では2本のポリヌクレオチド鎖はらせん軸を中心に右巻きに二重らせん構造をとっています。そして先ほどの水素結合が作られる塩基対は平面構造をとり、らせん軸に対してほぼ垂直となります。