イオウ・カンフルローション、上澄液を使う理由

イオウ・カンフルローション、上澄液を使う理由

イオウ・カンフルローションは、調剤時は良く振り混ぜて小分けします。イオウ・カンフルローションの用法は朝は上澄液、晩は混濁液を用います。これは外見上の問題のためです。

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イオウ・カンフルローション、上澄液を使う理由

由来

  • 特になし

 

名前通り、イオウとカンフルが入ったローション

 

特徴

  • 特になし

 

詳細は経験したことで述べる

 

用法用量

  • 1日2回患部に塗布。朝は上澄液、晩は混濁液を用いる

 

これも詳細は経験したことで述べる

 

重大な副作用

  • 特になし

 

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経験したこと

姉妹店のヘルプの行ったら、イオウ・カンフルローションの処方がきた。私は今までニキビの薬は、ダラシン、アダパレン、ベピオなどの薬しか出したことが無く、イオウ・カンフルローションの用法用量がとても面白かったので、姉妹店の先輩から教わった用法の理由も含めてまとめておこうと思う。

 

先にイオウ・カンフルローションの注意点をまとめると、

 

  • 調剤時は良く振り混ぜて小分けする
  • 朝は上澄液、晩は混濁液を用いる
  • 開封後冷所保存

 

となる。

 

 

イオウ・カンフルローションのもの自体を見ると、分離していて下に沈殿物が溜まっている。この沈殿物がイオウである。イオウは抗菌作用や角質軟化作用を示す。それに対して、液体部分にはカンフルを含む。カンフルは血行の改善、消炎、鎮痛、鎮痒作用を示す。

 

そのため調剤をする際には、イオウ・カンフルローションをよく振り混ぜて、成分が均等になるように小分けすることが必要となる。

 

 

ではここで改めてイオウ・カンフルローションの用法を見てみると、

 

  • 1日2回患部に塗布。朝は上澄液、晩は混濁液を用いる

 

となっていて、通常、懸濁剤の目薬などはよく振り混ぜて均一になったものを使用するが、イオウ・カンフルローションは添付文書に上澄液と明記されていて珍しい薬だ。

 

 

このイオウ・カンフルローションの上澄液を使う理由は、外見上の問題があるから。夜に使う混濁液は沈殿物のイオウを含むため、これを塗ると肌が白くなる。そのため、イオウ・カンフルローションの混濁液を朝塗ってしまうと肌が白い状態で外出しなければならなくなる。よって、イオウ・カンフルローションはイオウを含まない上澄液を朝に使う。

 

なお、イオウ・カンフルローションは開封後冷所保存であるため、これも注意が必要。

 

 

イオウ・カンフルローションは、調剤や服薬指導などで注意点がたくさんある薬なのでしっかりと覚えておきたい。少なくともイオウ・カンフルローション・・・ん?となれるように頭の片隅に置いておきたいところである。やはり姉妹店へのヘルプは新たな発見があるので、とても勉強になった1日だった。

 

まとめ

  • イオウ・カンフルローションは調剤時は良く振り混ぜて小分けする
  • イオウ・カンフルローションは朝は上澄液、晩は混濁液を用いるが、理由は外見上の問題
  • イオウ・カンフルローションは開封後冷所保存

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