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覚えやすい!!
ケイツーシロップ(メナテトレノン)の作用機序の前に、新生児出血症の確認をする。
新生児は様々な原因によりビタミンKが欠乏する。ビタミンKが欠乏する原因として、以下のようなものがあげられるそうだ。
、ワーファリンの拮抗に使えるのか?1.png)
ビタミンKは凝固系において重要な役割を果たして、止血作用を示すため、欠乏すると出血してしまう。それを補うのが、ケイツーシロップ(メナテトレノン)である。
ちなみに、ビタミンKにおける凝固系との関わりは以下のようになる。
の基準値、血液凝固系の復習も4.png)
注意事項として、新生児・乳児ビタミンK欠乏性出血症の予防投与において、1ヵ月健診時にビタミンK欠乏が想定される症例では、生後1ヵ月を超えて投与を継続すること等を考慮する。と記載がある。これも先ほどの母乳における個人差などがあるため、適宜投与延長の可能性もあるということだ。
ケイツーシロップ(メナテトレノン)は浸透圧比が10と高浸透圧なため、滅菌水で10倍に薄めて投与する方法もあるそうだ。
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先生から電話があった。
先生「ワーファリンを使用中の患者のINRが7くらいなんだけど、ケイツーシロップ(メナテトレノン)ってどうなの?」
私「たしか出血を起こしていなければ、ワーファリンを休薬で下がるのを待つのがスタンダードだったと思います。ケイツーシロップ(メナテトレノン)も適応上、新生児だけなはずなので、ダメだと思います。」
当院にはケイツーシロップ(メナテトレノン)が置いてあるが、ダメという確証が持てなかった。しかも、その日はちょうど土曜日だったため、メーカーさんもお休みだった。
先生「うちって、内服のビタミンK剤なんで置いてないんだろう。そうしたら、とりあえず、ワーファリン休薬にして、ケイツーN静注にするよ。」
私「了解しました。」
先生はどうしてもINRを下げたいらしく、ケイツーN静注することで、その日は終わった。しかし、当然気になるので、後日メーカーさんに念のための確認をする。
私「ケイツーシロップ(メナテトレノン)は、ワーファリンの拮抗として使うのはダメですよね?」
メーカーさん「ケイツーシロップ(メナテトレノン)は弊社としては、おすすめできません。ケイツーカプセルなら大丈夫ですが・・・」
私「そうですよね。ありがとうございます。」
やはりダメだった。
ケイツーN静注を1日だけ投与したら、INRがその日の採血で4くらいまで下がり、週明けの月曜日には1くらいまで下がった。
月曜日に再び、ワーファリンが再開され、今のところコントロール良好である。新生児と全く関係なかったが、いい勉強になった。