ホスリボン配合顆粒(リン酸二水素ナトリウム一水和物、無水リン酸水素二ナトリウム)、未熟児くる病と吸湿性について

ホスリボン配合顆粒(リン酸二水素ナトリウム一水和物、無水リン酸水素二ナトリウム)、未熟児くる病と吸湿性について

ホスリボン配合顆粒(リン酸二水素ナトリウム一水和物、無水リン酸水素二ナトリウム)は未熟児くる病などに使われます。ホスリボン配合顆粒(リン酸二水素ナトリウム一水和物、無水リン酸水素二ナトリウム)は吸湿性があるため注意が必要です。

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ホスリボン配合顆粒(リン酸二水素ナトリウム一水和物、無水リン酸水素二ナトリウム)、未熟児くる病と吸湿性について

由来

  • Phosphorous(リン)よりホスをre(再び)とbone(骨)にリボン(ribbon) 運動をかけ合わせたリボンを合わせて命名した。

 

骨リボン運動が気になったので調べたところ、骨折後の骨粗鬆症治療を行いフォローするシステムのようだ。

 

特徴

  • 国内初の、低リン血症の適応を有する経口リン酸製剤(顆粒剤)

 

私たちの体は骨や筋肉などによって支えられている。骨はカルシウムというイメージが強いが、リンも深くかかわっている。リンはカルシウムと結合してリン酸カルシウムを作ったり、マグネシウムと結合してリン酸マグネシウムを作ったりして、骨を強くする。

 

 

そのため、リンが不足してしまうと骨がうまく作られなくなってしまい、骨変形や歩行障害、低身長などの症状が見られることがある。

 

ホスリボン配合顆粒(リン酸二水素ナトリウム一水和物、無水リン酸水素二ナトリウム)は不足しているリンを補う

 

 

用法用量

  • 1日あたり20〜40mg/kgを目安とし、数回に分割して経口投与。適宜増減するが、上限はリンとして1日あたり3000mg。

 

血清リン濃度は服用1〜2時間後に最高に達し、その後急激に低下することから、用法をこまめに増やすことが望ましいと注意書きがある。

 

 

ただし、用法を増やすと必然的にコンプライアンスは落ちるので、生活習慣を聞いた上での用法の検討が必要と思われる。

 

その他にも以下の検査項目に注意が必要である。

 

  • 血清リン値;高リン血症の可能性
  • 血清及び尿中カルシウム値;高カルシウム血症の可能性があり、ビタミンD3製剤の減量や中止の検討。
  • 血清ALP値;ALPはリン酸化合物を分解する働きをもち、くる病などでは高値を示す。
  • 血清PTH値;リンが高い状態だとPTHの分泌が増えて再吸収の抑制が起こる。PTHが高ければ、ホスリボンの減量やビタミンD3製剤の増量の検討。
  • 血清クレアチニン;腎石灰化の指標

 

重大な副作用

  • 特になし

 

経験したこと

小児でホスリボン配合顆粒(リン酸二水素ナトリウム一水和物、無水リン酸水素二ナトリウム)の処方が出た。未熟児くる病などをまとめておこうと思う。

 

未熟児くる病は早産してしまうことによって、母親からもらえるはずだったリンやカルシウムがもらえずに出生してしまった状態。よってリンやカルシウムの不足が起こる。

 

 

母乳だけでは、リンやカルシウムは不足してしまうため、母乳強化パウダーや低出生体重児用調整粉乳などで補う。それでもなお不足するようであれば、今回のホスリボン配合顆粒(リン酸二水素ナトリウム一水和物、無水リン酸水素二ナトリウム)などの検討がされる。

 

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ちなみにホスリボン配合顆粒(リン酸二水素ナトリウム一水和物、無水リン酸水素二ナトリウム)は吸湿性に注意が必要と書いてある。今回もそうだったが、用法用量調節の関係上、再分包などがされる可能性が高い。インタビューフォームをみても漠然としていたためメーカーさんに聞いたところ、「分包品、25℃、60%の湿度の条件下での結果は14週間は安定した」と言っていた。よほどの長期処方でない限り、乾燥剤などつけて渡せば、気にならないレベルであろう。

 

まとめ

  • ホスリボン配合顆粒(リン酸二水素ナトリウム一水和物、無水リン酸水素二ナトリウム)は、リンを補給する。
  • ホスリボン配合顆粒(リン酸二水素ナトリウム一水和物、無水リン酸水素二ナトリウム)は投与回数を増やした方がより効果を発揮する。
  • ホスリボン配合顆粒(リン酸二水素ナトリウム一水和物、無水リン酸水素二ナトリウム)の分包品は吸湿性にそこまでシビアにならなくてよい。

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