調剤報酬の基礎

調剤報酬の基本記事一覧

保険薬局、レセプトと審査支払機関の流れ

病院に勤めていた時は医事課があったので、調剤報酬をあまり考えたことがありませんでした。しかし、薬局に勤めだすと、医事課はありません。代わりにクラークさんがやってくれるものの薬剤師も自ら確認できるようにならなければなりません。ですので、このカテゴリーでは調剤報酬について簡単に確認していきます。薬をもら...

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保険薬局と保険薬剤師、薬担規則の掲示について

別ページ、保険薬局、レセプトと審査支払機関の流れでは、保険薬局は患者からは一部お金をもらって、残りは保険からお金をもらうという話をしました。保険薬局では、保険を扱うため国と契約が必要となります。契約というとおおげさになってしまいますが、国のお金をもらう以上は一定のルールを守ってよねということです。ま...

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調剤録、記載事項と入力ミス

調剤報酬を請求するにあたって、調剤録はとても大事な記録です。私の薬局では、事務さんだけでなく、薬剤師もダブルチェックして返戻がないように注意しています。では、調剤録の記載事項にはどのようなものがあるでしょうか?それをみていきます。調剤録の記載事項調剤録には以下の項目などの記載が必要とされています。患...

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保険薬局の領収書と明細書

普段、皆さんが買い物をした時にレシートは取っておくでしょうか?私はなるべく捨てようと思ってはいるものの、財布の中にたまりまくっている状態です。たまりまくっているレシートが知らない間に、お札に変わっていれば嬉しいのに・・・・・(笑)レシートいりませんって言えばいいんですけど、レジの人が一生懸命にやって...

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保険番号、保険証と自己負担割合

前ページ、保険薬局、レセプトと審査支払機関の流れでは、保険料を納めて保険証をもらっているという話をしました。今回は保険証についてまとめてみます。もし自分の保険証があれば、見てみるとわかりやすいかもしれません。保険者番号保険証にはいくつかの記載事項がありますが、その中で保険者番号というものがあると思い...

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薬剤料の計算、五捨五超入に気を付ける。

保険薬局で薬をもらい、領収書を見ると色々な項目の合計金額からなっていることがわかります。保険薬局での調剤報酬は基本的に、薬剤料と技術料で計算されます。なんとなく難しいかもしれませんが、レストランで食事をするのと一緒です。薬剤料はいわゆる材料費になります。レストランで食事を作るのにも食材が必要で、食材...

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調剤基本料、受付回数、集中率、分割調剤とは

前回の、薬剤料の計算、五捨五超入に気を付ける。では、薬剤料をやりました。今回は残りの技術料をまとめます。まず技術料もさらに細かく分かれ、薬学管理料と調剤技術料にわけることができます。そのうち調剤技術料は調剤基本料と薬剤調製料にわけられます。調剤基本料薬剤調製料今回は調剤基本料をまとめていきます。調剤...

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薬学管理料、今後伸びそうな算定料は?

薬学管理料は、患者の薬の服用状況などの情報を収集した上で、薬学的分析を行った上で薬歴への記載などの管理を行ったときの点数です。ベースとなる点数には以下のようなものがあります。調剤管理料服薬管理指導料かかりつけ薬剤師管理指導料かかりつけ薬剤師包括管理料服用薬剤調整支援料外来服薬支援料服薬情報等提供料在...

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調剤基本料各論、妥結率と減算

調剤基本料は、調剤できる体制に対して支払われる費用のことです。調剤基本料は処方箋の枚数に関係なく、処方箋の受付1回につき算定され、1ヶ月の処方箋受付回数や処方箋の集中率などによって点数が区分されます。調剤基本料は原則として4/1から翌年の3/31まで同じ点数を算定します。調剤基本料1;42点調剤基本...

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地域支援体制加算、施設基準の項目

別ページ、調剤基本料、受付回数、集中率、分割調剤とはでは、おおまかな調剤基本料をまとめました。今回は調剤基本料の加算、特に地域支援体制加算についてまとめます。調剤基本料の加算には、以下のようなものがあります。地域支援体制加算1;39点地域支援体制加算2;47点地域支援体制加算3;17点地域支援体制加...

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連携強化加算。後発医薬品調剤体制加算、規格単位数量とは

前回の、地域支援体制加算、施設基準の項目では、主に地域支援体制加算をまとめました。今回は残りの連携強化加算と後発医薬品調剤体制加算についてまとめます。後発医薬品への変更調剤と注意点でも述べたように、国は医療費を削減するために、ジェネリックを使って欲しいと考えています。ジェネリックを推進するのに協力し...

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分割調剤、3つのパターンによる対応のまとめ。

薬を保険薬局でもらう時は、基本的に一度に処方されたものを受け取ります。しかし様々な理由から処方日数をわけることがあり、これを分割調剤と言います。分割調剤は大きく3つのパターンに分けられます。長期処方で保存困難の時後発品のお試し医師の指示によるものどれに当てはまるかによって、色々変わり正直めんどくさい...

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薬剤調製料、剤の考え方

前回までは、調剤基本料を学びました。今回は薬剤調製料についてまとめます。まず薬剤調製料は、薬剤の調製やとりそろえ鑑査業務に対する報酬になります。調剤料は調剤する薬の種類によって計算方法が異なります。薬の種類には以下のようなものがあります。内服薬;口から飲む薬でいわゆる一般的な薬内服用滴剤;一回の使用...

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薬剤調製料の加算、同時算定できるもののまとめ

前回は調剤料について確認しました。今回は薬剤調製料の加算についてまとめます。薬剤調製料の加算には以下のようなものがあります。麻薬等加算(麻薬、向精神薬、覚せい剤原料、毒薬);70点、8点、8点、8点時間外、休日、深夜加算;基準額の100%、140%、200%夜間・休日等加算;処方箋受付1回につき40...

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服薬管理指導料、必要な項目と記録

薬学管理料、今後伸びそうな算定料は?では、薬学管理料の概要を確認しました。今回はそのうちの服薬管理指導料について細かく見ていきたいと思います。服薬管理指導料は処方箋受付1回につき、以下の点数を算定できます。過去3か月以内に再来局かつ、お薬手帳ありで、調剤基本料1を算定している;45点1以外;59点特...

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調剤管理料と服薬管理指導料の加算と必要な項目

前回の服薬管理指導料、必要な項目と記録では、服薬管理指導料のベースを学びました。今回は加算についてまとめます。調剤管理料や服薬管理指導料には、以下のような加算があります。重複投薬・相互作用等防止加算;残薬調整に関わるもの30点、残薬調整以外のもの40点調剤管理加算;初めて処方箋を持参した場合;3点。...

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かかりつけ薬剤師指導料、施設基準の適合と患者の同意

今回は、薬学管理料のうち、かかりつけ薬剤師に関わるものをまとめていきます。まずかかりつけ薬剤師に関わる点数には以下の2つがあります。かかりつけ薬剤師指導料;76点かかりつけ薬剤師指導料の特例(服薬管理指導料の特例);59点かかりつけ薬剤師包括管理料;291点かかりつけ薬剤師指導料かかりつけ薬剤師指導...

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在宅患者訪問薬剤管理指導料、算定回数やサポート薬局などのまとめ

国は、かかりつけ薬剤師だけでなく、在宅業務も推し進めようとしています。今回はそのうちの在宅患者訪問薬剤管理指導料についてまとめます。在宅患者訪問薬剤管理指導料;単一建物患者1人650点、単一建物患者2〜9人320点、単一建物患者10人以上290点在宅患者訪問薬剤管理指導料在宅で療養を行っていて通院困...

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在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料などのまとめ

前回の、在宅患者訪問薬剤管理指導料、算定回数やサポート薬局などのまとめでは在宅訪問薬剤管理指導料のまとめをしました。今回は残りのものを見ていきます。在宅患者オンライン服薬指導料;59点在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料;計画的な訪問薬剤指導にかかわる疾患の急変500点、それ以外200点、オンライン59点...

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外来服薬支援料、服用薬剤調整支援料、服薬情報等提供料のまとめ

薬剤師の業務は、対物業務から対人業務へと切り替わっています。そのため今回まとめる、外来服薬支援料、服用薬剤調整支援料、服薬情報等提供料は今後も必要なものとなってくるでしょう。外来服薬支援料1;月1回まで185点外来服薬支援料2;42日分以下では7日分ごと34点、43日分以上では投与日数に関わらず24...

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後発医薬品(ジェネリック医薬品)への変更調剤と注意点

国は医療費を削減するために、患者さんに後発医薬品(ジェネリック医薬品)を使ってほしいと考えています。国が後発医薬品(ジェネリック医薬品)を推し進めていくことは間違ってはいないと思いますが、現場のことも少しは考えて欲しいと思ってしまいます。おそらく各薬局、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の普及に苦労し...

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処方日数が14日分や30日分と制限のある薬

医薬品を1回に患者に処方できる期間が14日分までであったり、30日分までであったりする薬が存在します。これらの薬が来るときは、倍量処方できたりすることがあるので気をつけなければなりません。処方日数が14日分までのもの処方日数が14日分までのものとしては、新医薬品があります。新医薬品は、出回ったばかり...

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