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前回の、交感神経のまとめ、ノルアドレナリンの生合成と不活化では、交感神経についてお話しました。基本的に交感神経の節後線維はアドレナリン作動性神経で、ノルアドレナリンが出てきて、それがα受容体やβ受容体にくっつき効果が現れるというものでした。
今回はアドレナリン作動薬についてお話します。
薬の話の前に、α受容体やβ受容体にくっつくことで、出てくる効果をおおまかに知っておくことが重要です。色々あるかと思いますが、最低限以下のものは知っておいた方が良いです。具体的な治療薬を1つ学べば、おそらく覚えられるはずです・・・
では、薬を見ていきます。アドレナリン作動薬は、作用の仕方によって以下の3つのグループにわけることができます。

まず直接型から確認していきます。
α受容体やβ受容体に直接働きかけて作用します。作用する受容体によって以下のようなものがあります。
具体的な薬とともに見ていきましょう。
α受容体にもβ受容体にも作用します。
このような作用があるため、様々なショックに使われることが多いです。
ノルアドレナリン(ノルアドレナリン)はα作用がメインで、β作用は少ないです。よって主に血圧上昇目的で使われることが多いです。
エホチール(エチレフリン)も主に血圧上昇目的で使われることが多いです。またボスミン(アドレナリン)とノルアドレナリン(ノルアドレナリン)は、消化管で不活化されてしまうため、経口投与不可ですが、エホチール(エチレフリン)は内服薬もあります。
主にα1受容体に作用するため、血管に関わった作用が得られます。ゴロを使って覚えましょう。

イメージ作りの物語を書きたいところですが、刺激が強いので察してください(笑)
プリビナ(ナファゾリン)はα1受容体に作用しますが、血圧上昇目的で使われず、眼などの充血の緩和に使われます。
メトリジン(ミドドリン)は、末梢血管を収縮させて血圧を上げます。
ネオシネジン(フェニレフリン)は、COMTによる代謝も受けないので、効果が持続的です。
主にβ1受容体に作用するため心臓に関わった作用が得られます。β1受容体刺激薬はd行から始まって〜ミンと覚えると覚えやすいでしょう。なんなら、「ドブタミン、デノパミン、ドブタミン、デノパミン・・・・・」と何回か唱えていれば、勢いで覚えられると思います。
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剤形は注射であり、ドブトレックス(ドブタミン)は心収縮力を増強させ、緊急時に使われます。
剤形は内服薬であり、ドブトレックス(ドブタミン)で緊急時を脱した時に、一時的に使われることがあります。ただ経験上、ピモベンダンのことが殆どです。
β2受容体は、主に気管支平滑筋の弛緩、排尿筋の弛緩、子宮平滑筋の弛緩に関わる薬が多いです。覚え方はサル、ブタ、トリ、トド、erol(〜エロール)です。エロールはすぐに覚えられると思うので、動物園シリーズのサル、ブタ、トリ、トドを頑張って覚えてください。

第一世代であり、作用時間は短いです。
第二世代であり、作用時間が第一世代と比べると伸びています。
第二世代で、サルタノールインヘラーは喘息のレスキューとして、有名な薬の1つです。
第三世代で、第二世代と比べてさらに作用時間が伸びています。
第三世代で、剤形の種類が豊富です。
第三世代で、デバイスの操作がやや煩雑なので、しっかり理解し吸入できる人に向いています。
第三世代で、剤形に貼付剤があります。
第三世代ですが、1日1回吸入で効果が持続します。
第三世代で気管支平滑筋を弛緩させる作用に加えて、排尿筋の弛緩作用も持つため、腹圧性尿失禁の適応も持っているのが特徴です。
子宮平滑筋を弛緩させることで、切迫流産や切迫早産などに使われます。
膀胱平滑筋の弛緩に関与していると考えられている受容体です。
弛緩させて、膀胱用量を増やすことで、蓄尿できるようにします。