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褥瘡は床ずれなどとも呼ばれ、寝たきりなどで動けない患者さんに起こります。寝たきりなどで自分で体位を変えられないと、体重で長時間圧迫され続け血流が悪くなります。血流が悪くなると、細胞に酸素や栄養が届けられにくくなり、場合によっては壊死してしまいます。
骨が出ているところは体重がかかりやすいため褥瘡の起こりやすい部位と言えます。体位によって体重がかかる部位が異なります。
褥瘡の状態や治療効果を判断する評価尺度です。
創の内部の一番深いところで判定します。
ドレッシング交換の回数で判定します。
褥瘡の傷の長径(cm)とそれに直交する最大径の長さを測り、それぞれをかけたもので表します。
良性の肉芽の割合で判定します。
創の皮下が空洞となった状態をポケットといいます。
褥瘡が急性期か慢性期か、先ほどのDESIN-Rがどのような状態かによって、様々な薬が使われます。
先生により様々な治療がされますが、壊死組織を取った後、肉芽を形成して、傷を小さくしていくというパターンが多いです。
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銀が細胞膜、細胞壁に作用して抗菌作用を示します。
白糖が創傷治癒作用、ポビドンヨードが殺菌作用を示します。
高分子ポリマーに要素が配合されていて、高分子ポリマーが浸出液を吸収します。またヨウ素が殺菌作用を示します。
ビタミンA活性代謝物とビタミンEのエステル結合体であり、血管新生を伴い肉芽形成を促進します。
アクトシン(ブクラデシン)はcAMPに変換されるため、cAMPの濃度を高めます。cAMPが高まることで、血流を改善し、血管新生を促し、肉芽形成を促進します。
プロスタグランジンE1誘導体で、局所の血流を改善し、肉芽形成を促進します。
ヒト塩基性線維芽細胞増殖因子(bFGF)と呼ばれ、線維芽細胞増殖因子(FGF)受容体に結合します。そうすることで、血管新生が促進され、肉芽形成が促進されます。
酸化亜鉛は局所収れん作用を持ち、炎症を抑えます。また湿潤面を乾燥化させる作用も持ちます。
消炎作用だけでなく、湿潤状態を保ってくれます。