アゴニスト(作動薬)とアンタゴニスト(拮抗薬)は作用によって異なる

アゴニスト(作動薬)とアンタゴニスト(拮抗薬)は作用によって異なる

薬は本来体で起こる生体反応を人工的に起こすことによって効果を示すものが多いです。薬は作用によってアゴニスト(作動薬)とアンタゴニスト(拮抗薬)にわけることができます。

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アゴニスト(作動薬)とアンタゴニスト(拮抗薬)は作用によって異なる

今回は薬を語るうえで、必ずと言っていいほど出てくるアゴニスト(作動薬)とアンタゴニスト(拮抗薬)についてまとめます。

 

病気になってしまう原因として、体内の何かが多かったり、少なかったりとバランスが崩れてしまうことが多いです。しかし、本来であれば、体の各機能がしっかりと働いて病気になりにくいようになっています。薬はその本来起こるべき体の中の良い反応を、人工的に引き出して効果を示すものが多いです。

 

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薬が効果を発揮するには、受容体と呼ばれる受け皿のようなものにくっつくことが必要です。薬と受容体は、よくカギと鍵穴に例えられます。カギを薬、鍵穴を受容体とします。カギ(薬)が鍵穴(受容体)に入ることで、扉(効果)が開きます。

 

 

概要を確認したところで、カギの方を先に確認しておきましょう。

 

アゴニストとアンタゴニスト

先ほどのカギと鍵穴の例の続きで、ここにドアを開けられる本物のカギと、ささるけれどもカギを回せない偽物のカギがあったとします。

 

 

アゴニスト

本物のカギのように、受容体にくっつき、本来体の中で起こる作用と同じ作用をもたらすものをアゴニスト(作動薬)と言います。基本的にアゴニストは、求める効果が不足しているので、それをアゴニストで補ってあげるようなイメージです。

 

例えば、気管支喘息の人は、気管支が炎症で狭くなっているため、息苦しいです。ここでは求める効果は気管支を広げて楽にしてあげることです。気管支を広げる受容体としてはβ2受容体があります。Β2受容体のアゴニストを投与することで気管支が広くなります。

 

 

アンタゴニスト

逆に偽物のカギのように、受容体にくっつくが、本来の体の中で起こる作用を阻害するものをアンタゴニスト(拮抗薬)と言います。上のカギの例だと、ただのやっかいものにしか見えませんが、必ずしもアンタゴニストはそうとは限りません。アンタゴニストは効果が過剰に出すぎているので、それをアンタゴニストで抑えるようなイメージです。

 

例えば、胃潰瘍の人は、胃酸がたくさん出てしまい胃が痛くなってしまいます。ここでは求める効果は胃酸を減らすことが必要です。胃酸を出す受容体にはH2受容体というものがあります。H2受容体が活性化しないように、H2受容体のアンタゴニストを投与することで、胃酸の分泌を抑えることが出来ます。

 

 

このように、薬は作用によってアゴニストやアンタゴニストにわけることができるのです。

 

まとめ

  • 薬は作用によってアゴニストとアンタゴニストにわけられる

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