予防接種、ワクチンの種類と予防接種健康被害救済制度

Sponsored Link

予防接種、ワクチンの種類と予防接種健康被害救済制度

治療をすることで、病気を治すことは大事なことです。しかし、現代ではそれ以上に病気にならないこと、つまり予防をすることが重要視されています。今回は予防のうち、予防接種について見ていきたいと思います。

 

 

予防は以下の3つにわけられます。

 

  • 一次予防;健康な段階で行う予防。例、運動や食事の改善、予防接種など
  • 二次予防;早期発見、早期治療。例、がん検診、新生児マススクリーニングなど
  • 三次予防;能力や機能の低下防止。例、リハビリなど

 

つまり、今回の予防接種は一次予防と言うことができます。

 

Sponsored Link

Sponsored Link


 

予防接種

予防接種は、病気に対して免疫をつけたり、免疫を強くするために、ワクチンを摂取することを言います。ワクチンを摂取することで、病気にかかることを予防したり、社会に病気がまん延するのを防ぎます。ワクチンには以下のような種類があります。

 

  • 弱毒生ワクチン;病原体(細菌やウイルス)を弱らせて、病原性を低下させたワクチン。
  • 不活化ワクチン;病原体を不活化して、免疫獲得のために必要な成分を抽出したワクチン。
  • トキソイド;病原体が作る毒素を無毒化した上で、免疫獲得に必要なところは残したワクチン。

 

 

要するに、感染しない程度に弱めたものを接種することで免疫を得るということです。予防接種の対象となる病気には以下のようなものがあります。

 

  • 麻しん
  • 風しん
  • 結核
  • 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
  • 水痘
  • ロタウイルス
  • ポリオ(急性灰白髄炎)
  • 日本脳炎
  • 季節性インフルエンザ
  • ヒトパピローマウイルス感染症
  • Hib感染症
  • 肺炎球菌感染症
  • B型肝炎
  • ジフテリア
  • 破傷風
  • 百日せき

 

予防接種健康被害救済制度

毎年秋くらいになると、季節性インフルエンザのワクチンを一部の人が予防のために接種しているかと思います。しかし、これはみんなが受けているわけではなく必要と感じた人が接種しています。このような予防接種を任意接種と言います。

 

任意接種に対して、主に小児や子供の時に受けるワクチンを定期接種と言います。

 

ワクチンをする時に、同意書を書かされるかと思いますが、アナフィラキシーショックなどの副作用がまれに起こることがあります。万が一、定期接種のワクチンで健康被害が生じた時に存在するのが予防接種健康被害救済制度です。予防接種健康被害救済制度に申請して、認められればお金が支給されます。

 

ただし定期接種と書いたように、任意接種は対象となりません。任意接種には医薬品副作用被害救済制度の対象となるため注意が必要です。

 

まとめ

  • 予防接種は一次予防
  • ワクチンには、弱毒生ワクチン、不活化ワクチン、トキソイドなどの種類がある。
  • 予防接種には任意接種と定期接種がある。

Sponsored Link

予防接種、ワクチンの種類と予防接種健康被害救済制度 関連ページ

糖質の消化、吸収、代謝
多糖類のままではエネルギー源として利用されず、消化、吸収され単糖類になる必要があります。糖質の代謝には解糖系やクエン酸回路などがあり、エネルギー源を生み出します。グリコーゲンは貯金として貯められ、空腹時にグルコースに戻され血糖になります。
脂質の消化、吸収、代謝
中性脂肪(TG)やコレステロールなどの脂質は脂肪酸からできます。中性脂肪(TG)は貯蔵脂肪として働きます。太りすぎるとアディポネクチンの分泌が抑えられ、動脈硬化が進む恐れがあります。
タンパク質の消化、吸収、代謝
アミノ酸のうち、ケト原性アミノ酸のみの性質を示すのは、ロイシンとリシンです。空腹時には、タンパク質が分解され、グルコース・アラニン回路が働き、グルコースが作られます。生じたアンモニアは尿素回路で尿素に変換されます。
ビタミンの作用と欠乏症、過剰症
ビタミンには水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンがあり、腸内細菌が合成するものもあります。ビタミンの作用と欠乏症、過剰症についてまとめています。
ミネラルの作用と欠乏症
ミネラルには必須元素や必須微量元素があります。必須元素や必須微量元素などのミネラルは生理機能などに重要です。
タンパク質の評価法、生物価、正味タンパク質利用効率、アミノ酸スコアの計算
タンパク質の評価する方法には、生物価、正味タンパク質利用効率、アミノ酸スコアなどがあります。生物価、正味タンパク質利用効率、アミノ酸スコアの計算方法をまとめています。
エネルギーの収支。Atwater係数、呼吸商、窒素係数、食事誘発性熱産生、基礎代謝量
エネルギーの収支に関わるものには、Atwater係数、呼吸商、窒素係数、食事誘発性熱産生、基礎代謝量などがあります。肥満を改善するにはエネルギーの収支が重要です。
推定平均必要量、推奨量、目安量、耐容上限量、目標量、推定エネルギー必要量のまとめ
栄養素の過不足の指標には、推定平均必要量、推奨量、目安量、耐容上限量、目標量などがあります。エネルギーの過不足の指標には推定エネルギー必要量があります。
食品の腐敗は温度、pH、水分活性が原因
腐敗はタンパク質が微生物の増殖により変質を起こすことを言います。腐敗を防ぐためには、温度、pH、水分活性が原因となるため、これらを意識して保存することが大事。
脂質の変敗、酸価、ヨウ素価、過酸化物価、チオバルビツール酸試験値、カルボニル価の覚え方
変敗は脂質の変質のことを言います。不飽和脂肪酸の酸化の流れを抑えることで酸価、ヨウ素価、過酸化物価、チオバルビツール酸試験値、カルボニル価がどのようになるのかを覚えることができます。
食品の変色と発がん性物質、メイラード反応などのまとめ
酵素的褐変現象はメラニンができます。非酵素的褐変現象はメラノイジンができ、メイラード反応が有名です。食品由来の発がん性物質にはヘテロサイクリックアミンやニトロソアミンがあります。
食品添加物、保存料、防かび剤、殺菌料、酸化防止剤、発色剤、色調調整剤、着色料、甘味料の覚え方
食品添加物は食品の製造の過程において又は食品の加工もしくは保存の目的で、食品に使用するものです。食品添加物には、保存料、防かび剤、殺菌料、酸化防止剤、発色剤、色調調整剤、着色料、甘味料などがあります。
特定保健用食品(トクホ)とは?特別用途食品と保健機能食品との位置づけ
食品は特別用途食品、保健機能食品、一般食品に大きく分けられます。特定保健用食品、いわゆるトクホとは、健康の維持増進に役立つことが科学的根拠に基づいて認められ、「コレステロールの吸収を抑える」など表示が許可されている食品です。
食物アレルギー、特定原材料の表示義務について
食物アレルギーはアレルゲンとなる食品を取り込むことで起こる可能性があります。中でも症例数が多かったり、重篤なアレルギーを起こすものを特定原材料と呼びます。特定原材料の表示が食品衛生法で義務付けられています。
遺伝子組み換え食品の安全性と表示義務
遺伝子組み換え食品とは、ある生物の有用な遺伝子を植物に組み込んだ農作物や加工食品のこと。遺伝子組み換え食品を使っているかどうかわからないものは表示義務だが、免除されるケースもあるため要注意。
細菌性食中毒総論、種類と原因
細菌は、好気性菌や嫌気性菌などが存在し、細菌性食中毒の原因や種類には、内毒素、外毒素が関わります。グラム染色で、紫色に染まるのがグラム陽性菌、染まらないものをグラム陰性菌と言います。
細菌性食中毒各論、代表的な細菌の症状と予防法
食中毒を起こす細菌は加熱が有効なものも多いが、一部効かないものもあるため、正しい予防法を知っておくことで感染リスクを下げられます。細菌性食中毒の症状や予防法のまとめです。
動物性自然毒による食中毒、代表的な毒素と症状
動物性自然毒の原因となる毒素は食物連鎖により濃縮されたものが多いです。動物性自然毒による食中毒の代表例には、フグのテトロドトキシンなどがあります。
植物性自然毒による食中毒、代表的な毒と症状
植物性自然毒による食中毒の代表例には毒キノコなどがあります。植物性自然毒による食中毒の代表的な毒と症状をまとめました。
代表的なカビとマイコトキシンの症状
マイコトキシンとはカビが作る毒のことです。カビが食品につき増殖すると、マイコトキシンを誤って摂取してしまう可能性があり、様々な症状を起こします。
重金属と健康障害の事件や歴史
重金属が食品に混入してしまい、それをヒトが摂取することで健康障害が起きた事件がありました。重金属による健康障害の事件や歴史についてまとめました。
人口静態統計、国勢調査とは?
人口生態統計として、国勢調査が行われます。国勢調査とは5年に1度行われ、外国人を含む普段日本にいる人が対象となります。日本はつぼ型に近い人口ピラミッドをとっています。
死亡率に関する指標の覚え方
年齢調整死亡率とは構成年齢による歪みを補正したものを言います。乳児死亡率、新生児死亡率、早期新生児死亡率、死産率、周産期死亡率などの覚え方のまとめです。
平均寿命、平均余命、合計特殊出生率、総再生産率、純再生産率の違い
平均余命とはある生存者が平均してあと何年生きられるかを示し、平均寿命は0歳平均余命とも言えます。合計特殊出生率、総再生産率、純再生産率の違いは、男児、女児、死亡率が関わります。
疫学総論、感染症成立の三要因
疫学の三要因(感染症成立の三要因)は、病因、宿主要因、環境要因があります。疫学は観察研究と介入研究にわけられます。さらに観察研究は記述疫学と分析疫学にわけられます。
記述疫学、分析疫学、介入研究の違い
分析疫学は記述疫学でたてられた仮説を検証して、要因と疾病の因果関係を推測する研究。介入研究は分析疫学によって推測された要因に対して人為的に介入して効果を調べる研究
コホート研究と症例対照研究、相対危険度、寄与危険度、オッズ比の計算
コホート研究は前向き研究です。コホート研究は相対危険度、寄与危険度が計算できます。症例対照研究は後ろ向き研究です。症例対照研究はオッズ比が計算できます。
疫学データの指標、誤差、精度、正確度
疫学データの観察値の真の値からのずれを誤差と呼び、偶然誤差と系統誤差があります。偶然誤差の大きさは精度と呼ばれ、系統誤差の大きさは正確度と呼ばれます。
新生児マススクリーニングの対象疾患は、酵素欠損により起こる。
新生児マススクリーニングとは、生まれつきの病気を調べるための検査です。新生児マススクリーニングの対象疾患は酵素が欠損することで起こり、治療はすべて公費で行われます。
日和見感染と院内感染、感染経路と対策
日和見感染は健常人に起こるため医療従事者の介入は難しいです。それに対して院内感染は医療施設内での感染が原因となるため、感染経路と対策を把握することが大事です。
一類感染症、二類感染症、三類感染症のゴロ
感染症の中には危険性が高いものが分類されていて、一類感染症、二類感染症、三類感染症、四類感染症、五類感染症などがあります。このうち、一類感染症、二類感染症、三類感染症のゴロを紹介します。
職業病の症状と原因
職業病が原因で多くの症状が現れることがあります。職業病には、熱中症、減圧症、騒音性難聴、振動障害、じん肺、アスベスト肺、頸肩腕症候群などがあります。
異物の代謝とCYP
代謝は異物の水溶性をあげて、排泄しやすくします。CYPは代謝のうち、主に酸化に関わります。CYP1A2はタバコにより誘導されます。CYP3A4はグレープフルーツジュースによって阻害されます。

 
HOME プロフィール お問い合わせ