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前回の死亡率に関する指標の覚え方では死亡に関する指標を見ました。今回は寿命や出産に関わる指標を見ていきます。

今回見ていく項目は以下のようなものになります。
平均余命はある生存者が平均してあと何年生きられるかを示した期待値です。次の平均寿命と混同しがちなので、少し見ていきます。
縦軸に生存数、横軸に年齢をとり、年齢別死亡率に従って死亡するとして、人口の出入りが無ければ以下のような図になったとします。年齢が若ければ生き残る可能性が高く、高齢者ほど生き残りにくくなりますね。

例えば、60歳の平均余命は、斜線の面積を60歳の生存数で割った数となります。わかりやすくするように斜線の面積を長方形となるように移すと、長方形の縦が60歳の生存数、横が60歳の平均余命となるわけです。

平均寿命は全年齢の死亡状況を集約したものです。平均寿命は0歳平均余命と言うことができます。
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出生率は人口1000人に対して、どれくらいの出生数があるかを表しています。前回の復習ですが、出生数は「生きて出てくる数」ですから、出産数と混同しないようにしましょう。
合計特殊出生率は一人の女性が一生の間に産む平均子供数を言います。合計特殊出生率の対象となる女性の年齢は15歳〜49歳となっています。
合計特殊出生率が2.1以上であれば未来の人口は増加が期待できます。

そして合計特殊出生率の産まれる平均子供数は男児と女児となっています。表現があまり適切ではありませんが、将来的には女児が大人になって、また次の世代を産んでいくことで、人口は保たれます。そういう意味で男児の数より女児の数が重要となってきます。それに着目したのが次の総再生産率です。
総再生産率は一人の女性が一生の間に産む平均女児数を言います。総再生産率の対象となる女性の年齢も15歳〜49歳となっています。
総再生産率が1以上であれば未来の人口は増加が期待できます。

引き続き表現があまり適切ではありませんが、女児が産まれても、次の世代を産むまでに死んでしまっては人口を保つことができません。そういう意味で女児が出産できる年齢まで生き残ることが重要となってきます。それに着目したのが次の純再生産率です。
純再生産率は、総再生産率に母親の死亡率を考慮したものです。つまり、一人の女性が残す次の母親の平均数と言えます。
純再生産率が1以上であれば未来の人口は増加が期待できます。
