食物アレルギーを起こしやすい特定原材料の表示が食品衛生法で義務つけられている

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食物アレルギー、特定原材料の表示義務について

別ページ、アレルギーとアナフィラキシー、原因と症状と対策で話しているように、食品はアレルギーの原因となります。アレルギーを起こすと命の危機にさらされることもあり、油断できません。今回は食品のアレルギーについて見ていきます。

 

 

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食物アレルギーの原因

原因となるアレルゲンを食べたりすることで体の中に入った時に、急激にアレルギー症状が起こります。そもそもアレルギーは体の防御をしてくれる免疫機能が、攻撃をしなくてもよいアレルゲンを攻撃してしまうことによって起こってしまいます。

 

体の中に入ったアレルゲンは、さらに肥満細胞や好塩基球からケミカルメディエーターと呼ばれる物質を放出させます。ケミカルメディエーターの代表例は、ヒスタミン、ロイコトリエン、トロンボキサンでこれらが平滑筋収縮や、血管透過性の亢進を起こします。

 

 

その結果、皮膚(あかみ、かゆみなど)、消化器(腹痛、嘔吐など)、呼吸器(くしゃみ、せき、息苦しさなど)、粘膜(目のかゆみ、口が腫れるなど)などの症状が出てきます。中でも、アナフィラキシーショックと呼ばれるショック状態になると、血圧が低下したり、意識状態が悪くなりますので、とても危険です。

 

 

これらの症状が起こると、アレルギーやアナフィラキシーで使われる注射薬、エピペン、サクシゾン、ポララミン、ネオフィリン、イノバンでまとめているような薬を使って対処していくことになります。

 

特定原材料

食品のビニール包装の裏側を見てみると、「卵」などと原材料が表示されているかと思います。アレルゲンとなる食品を食べてしまうと、アレルギーを起こしてしまう可能性があるため、アレルギー物質を含む食品の表示が食品衛生法によって規定されています。対象となる食品は容器包装された加工食品や添加物となり、多くの表示対象品目があります。

 

中でも症例数が多かったり、重篤なアレルギーを引き起こすものを特定原材料と呼び、卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かになどがあります。これらの食品は表示が必ず義務付けられていて、キャリーオーバーなどの場合でも必ず表示をしなければなりません。

 

 

特定原材料にまではいかないものの、過去に一定頻度で起こったものを、「特定原材料に準ずるもの」と呼び、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、アーモンドなどがあります。特定原材料に準ずるものは表示は義務ではなく、任意表示となっています。

 

まとめ

  • 食物アレルギーはアレルゲンとなる食品を取り込むことで起こる可能性がある。
  • 特定原材料の表示が食品衛生法で義務付けられている。

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