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日本は現在少子高齢化社会と言われ、若者が少なく高齢者が多い状況となっています。それではどのようにして、このようなデータを集めているのでしょうか?今回は保健統計のうち、国勢調査などの人口に関わる項目を見ていきたいと思います。
まず人口統計は以下の2つに大別されます。
今回は国勢調査などを見ていくので、まずは静態調査ということを頭に入れてください。
国が5年ごとの10月1日に行う調査を国勢調査と言います。国勢調査では、氏名、性別、年齢、国籍などをはじめ、就業状況、住宅などの項目が調査されます。国勢調査は外国人を含めた普段日本に住んでいる人が対象となります。
なお国勢調査は西暦末尾が0の年は大規模調査、西暦末尾が5の年は簡易調査となっています。
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人口ピラミッドは縦軸に年齢、横軸に男女の年齢別人口を示した図になります。
人口ピラミッドには様々な形があり、おおかまかに以下のように分けられます。
日本はつぼ型に近い形をとっています。
人口を年齢で考えると以下のようにわけられます。
年齢というより、「生産」とはお仕事ができるかどうかととらえて、仕事ができる年齢区分と考えるといいかもしれません。これらを用いて、様々な指標が表されます。
年少人口指数は生産年齢人口に対して若者がどれくらいいるかの指標となります。
老年人口指数は生産年齢人口に対して高齢者がどれくらいいるかの指標となります。
従属人口指数は生産年齢人口がどれくらいの被扶養者を養っているかの指標となります。
老年化指数は高齢化の指標となります。
これらの指数は言葉の意味を考えれば、式は自ずと出てくると思います。