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前回のアセチルCoAとクエン酸回路の概要ではクエン酸回路について見ました。今回は電子伝達系について見ていきたいと思います。
電子伝達系はミトコンドリアの内膜にあります。前回クエン酸回路の最後で、NADHやFADH2が生じるという話をしました。このNADHやFADH2は自身の電子を電子伝達系複合体などを経由して、酸素に与えて水にします。
電子伝達系複合体には複合体T〜Wまでの4種類が存在します。このうちNADHが関わるのがT、V、Wで、以下の順番で電子が動きます。
次にFADH2ですが、FADH2で関わる複合体はU、V、WではじめだけNADHと異なります。複合体Uも電子をユビキノン(CoQ)に渡しますが、この時にプロトンの移動がありません。複合体Uの後の動きは先ほどのNADHと同じです。
これらの電子の移動により、膜間腔にプロトンが移動してプロトンの濃度勾配ができます。このプロトンを再びマトリックスへ戻すときにATP合成酵素がATPを生み出します。先ほどの機序からもわかるように、NADHの方が、FADH2よりプロトンの濃度勾配をより作り出しやすいので、作り出されるATPもNADHの方が多くなります。
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先ほどの電子伝達系のメカニズムからもわかるように、複合体を阻害されたり、プロトンの濃度勾配が失われてしまうとATPが作られなくなってしまうことがわかります。電子伝達系の阻害剤には以下のようなものがあります。
ここでゴロを2つ紹介します。まずは複合体関連のゴロです。
イメージ作りの物語を。お祭りの何やらアミダくじを売っている露店があります。そのアミダくじの1等賞が杏さん手作りのこしあんだったというお話です。皆さんはこしあんとつぶあんどちら派ですか?私はどっちでもいい派です(笑)
次はプロトン勾配の消失(脱共役)のゴロです。
イメージ作りの物語を。バリにロケにやってきたダパン〇。しかしロケを途中で脱退してバカンスしてしまったというお話です。