内分泌系4、副腎皮質ホルモン

内分泌系4、副腎皮質ホルモン

副腎皮質ホルモンは、球状層、束状層、網状層などから分泌され、鉱質コルチコイド、糖質コルチコイド、副腎アンドロゲンなどがあります。副腎髄質からアドレナリンやノルアドレナリンが出てきます。

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内分泌系4、副腎皮質ホルモン

前回の内分泌系3、甲状腺ホルモンでは甲状腺ホルモンについて見ました。今回は副腎ホルモンです。

 

 

副腎皮質ホルモン

副腎皮質ホルモンは様々な作用を持ち、私たちにとってなくてはならない存在です。副腎は外側の副腎皮質、内側の副腎髄質という構造をとっていて、副腎皮質はさらに3つの層からなっていて、外側から、球状層、束状層、網状層と呼ばれます。

 

  • 球状層;アンギオテンシンUにより鉱質コルチコイドが分泌される
  • 束状層;副腎皮質刺激ホルモン(ACTH;adrenocorticotropic hormone)により糖質コルチコイドが分泌される
  • 網状層;副腎皮質刺激ホルモン(ACTH;adrenocorticotropic hormone)により副腎アンドロゲンが分泌される

 

これらのステロイドホルモンはコレステロールから様々な経路を経て生合成されていきます。

 

続いて、鉱質コルチコイドや糖質コルチコイドについて見てみましょう。

 

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鉱質コルチコイド

鉱質コルチコイドは別名ミネラルコルチコイドとも呼ばれます。代表例にはアルドステロンがあり、以下のような働きがあります。

 

  • 遠位尿細管でNa+再吸収とK+分泌;浮腫、高血圧、低カリウム血症などを起こすことがある

 

 

糖質コルチコイド

糖質コルチコイドは別名グルココルチコイドとも呼ばれます。代表例にはコルチゾールがあり、以下のような働きがあります。

 

  • 血糖上昇;糖新生の促進
  • タンパク質異化促進;タンパク質を分解してアミノ酸に
  • 脂肪分解促進;脂肪組織でのトリアシルグリセロールの分解促進
  • 抗炎症作用;炎症性サイトカインの産生抑制など
  • 免疫抑制作用;抗アレルギー作用などに関与
  • 胃酸分泌促進;プロスタグランジンE2の産生抑制などに関与
  • 副腎皮質刺激ホルモン分泌抑制;フィードバック機構

 

副腎髄質ホルモン

副腎髄質ではアドレナリンとノルアドレナリンの合成分泌が行われます。アドレナリンとノルアドレナリンは、アドレナリンα受容体やβ受容体などに結合して、様々な作用をもたらします。

 

まとめ

  • 球状層からアンギオテンシンUにより鉱質コルチコイドが分泌される
  • 束状層から副腎皮質刺激ホルモン(ACTH;adrenocorticotropic hormone)により糖質コルチコイドが分泌される
  • 網状層から副腎皮質刺激ホルモン(ACTH;adrenocorticotropic hormone)により副腎アンドロゲンが分泌される
  • 副腎髄質からアドレナリンとノルアドレナリンが分泌される

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