内分泌系5、消化器系のホルモン

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内分泌系5、消化器系のホルモン

前回の内分泌系4、副腎皮質ホルモンでは副腎皮質ホルモンを見ました。今回は消化器系のホルモンを見ていきます。

 

 

今回見る消化器系のホルモンは以下のホルモンです。

 

  • インスリン
  • グルカゴン
  • ソマトスタチン
  • ガストリン
  • セクレチン
  • コレシストキニン

 

インスリン

インスリンはβ細胞から分泌されるポリペプチドです。β細胞で、プレプロインスリンが作られ、次にプロインスリンとなります。プロインスリンはA鎖とB鎖とCペプチドがつながった構造をしています。

 

 

最後にプロインスリンのCペプチドが切れて、インスリンとなります。そのためインスリンはA鎖とB鎖が2列に並んでいるような形となり、A鎖とB鎖は2個のジスルフィド結合でつながっています。

 

インスリンには以下のような働きがあります。

 

  • 血糖低下作用;グルコースの細胞内取り込み促進、肝臓でのグリコーゲン合成促進
  • 脂肪合成促進;脂肪組織へのグルコース輸送が増えトリアシルグリセロール合成促進
  • タンパク質合成促進;筋肉でアミノ酸からのタンパク質合成促進

 

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グルカゴン

グルカゴンはα細胞から分泌されるペプチドです。グルカゴンは肝細胞のアデニル酸シクラーゼを活性化し、cAMPの上昇を介してグリコーゲンの分解を促進します。

 

ソマトスタチン

ソマトスタチンはδ細胞から分泌され、成長ホルモン放出抑制ホルモンともよばれます。インスリン、グルカゴン、ガストリンなどの分泌を抑制します。

 

ガストリン

ガストリンは胃幽門部のG細胞から分泌され、胃壁細胞に作用することで胃酸分泌促進作用があります。イメージとしては以下のような図になります。

 

 

セクレチン

セクレチンは十二指腸のS細胞から分泌され、膵臓などに作用します。膵臓ではアルカリ性に富む膵液の分泌促進させます。セクレチンも次のコレシストキニンと合わせると以下のような図となります。

 

 

コレシストキニン

コレシストキニンは十二指腸のI細胞から分泌され、膵臓などに作用します。膵臓では消化酵素に富む膵液の分泌促進させます。その他にも胆嚢収縮作用、oddi括約筋の弛緩作用もあり、これらから胆汁分泌にも関わります。

 

まとめ

  • インスリンはプレプロインスリン→プロインスリン→インスリンという流れで作られる。
  • プロインスリンからCペプチドが切断して、インスリンとなる。
  • ガストリンは胃幽門部から分泌され、胃壁細胞に作用する。
  • セクレチンはアルカリ性に富む膵液の分泌促進などに関わる
  • コレシストキニンは消化酵素に富む膵液の分泌促進などに関わる。

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