細胞内小器官にはミトコンドリア、小胞体、ゴルジ体、リソソーム、ペルオキシソームなどが存在します。これらがうまく働くことで細胞の機能が保たれています。
内分泌系2、視床下部と脳下垂体のホルモン
脳下垂体前葉からは、基本は刺激ホルモン放出ホルモンが出てきますが、プロラクチンと成長ホルモンは例外です。脳下垂体後葉からはオキシトシンとバソプレシンが出てきます。
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前回の内分泌系1、ホルモンとフィードバック機構ではホルモンの概要について見ました。今回は視床下部と脳下垂体のホルモンについて見ていきます。
視床下部から出てくる視床下部ホルモンには以下のようなホルモンがあります。
プロラクチンと成長ホルモンのみ放出抑制ホルモンが存在します。
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脳下垂体前葉から出てくる脳下垂体前葉ホルモンには以下のようなホルモンがあります。
通常下垂体前葉からは「〜刺激ホルモン」が出てきますが、プロラクチンと成長ホルモンは例外となっていることに注意が必要です。
脳下垂体後葉ホルモンは視床下部で作られ、軸索を通って脳下垂体後葉に行き、貯蔵分泌されます。脳下垂体後葉から出てくる脳下垂体後葉ホルモンには以下のようなホルモンがあります。
国家試験的にはオキシトシンとバソプレシンが「〜シン」と似ていることから血圧の上げ下げで引っ掛けてきます。そこで覚え方のヒントですが、それぞれの4文字目に注目すると、オキシトシンの「ト」は下に下がるので血圧下降、バソプレシンの「レ」は上に上がるので血圧上昇と覚えられます。