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前回のDNAやRNAの核酸塩基の覚え方では核酸塩基についてまとめました。今回はヌクレオチドの合成について見ていきます。ヌクレオチドの合成は、プリンかピリミジンかで異なってきます。

プリンヌクレオチドの生合成には、denovo経路とサルベージ経路があります。ヌクレオチドを紙とするならば、denovo経路は新品の紙、サルベージ経路はリサイクル紙となります。
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denovo経路は、ペントースリン酸回路から供給されたD-リボース5リン酸を出発物質とします。D-リボース5リン酸とATPが合わさり、ホスホリボシルピロリン酸(PRPP)ができます。
このホスホリボシルピロリン酸(PRPP)にグルタミン、グリシン、アスパラギン酸、二酸化炭素、テトラヒドロ葉酸などの材料がくっつきイノシン酸(IMP)ができます。
イノシン酸(IMP)にアスパラギン酸が反応するとアデニル酸(AMP)、グルタミンが反応するとグアニル酸(GMP)ができます。

プリンヌクレオチドのdenovo経路のイメージとしては、ホスホリボシルピロリン酸(PRPP)という山に色々な材料をのせて家を作っているようなイメージです。プリンはゆっくりのせないと崩れてしまうイメージです。

プリンヌクレオチドの分解が行われると遊離プリンができます。このできた遊離プリンのほとんどがサルベージ経路へとまわり再利用されます。サルベージ経路では、遊離プリンとホスホリボシルピロリン酸(PRPP)くっついてプリンヌクレオチドを合成します。
プリンヌクレオチドのdenovo経路ではホスホリボシルピロリン酸(PRPP)に材料が乗っかって家ができるという話をしました。それに対してピリミジンヌクレオチドのdenovo経路では、非現実的ですがもう完成されできあがっている家を山にのっけるイメージです。〇ん兵衛のあとのせサクサクのイメージです。

カルバモイルリン酸とアスパラギン酸が反応してオロト酸が作られます。オロト酸はホスホリボシルピロリン酸(PRPP)とくっつきオロチジル酸を作ります。

オロチジル酸が脱炭酸反応をおこすとウリジル酸(UMP)を作ります。このウリジル酸(UMP)を起点にシチジン三リン酸(CTP)やチミジル酸(dTMP)が作られます。