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前回のDNAの塩基配列の決定方法、サンガー法(ジデオキシ法)ではサンガー法について見ました。今回はDNAの検出方法としてサザンブロット法について見ていきたいと思います。
ある遺伝子を検出したい時に、目的配列に相補的な配列をもつ放射性同位体や蛍光で標識されたDNAなどを用いますが、これをプローブと言います。そして、プローブとDNAやRNAとの間で二本鎖を作ることをハイブリダイゼーションと言います。
特定のDNAを検出する方法をサザンブロット法と言います。サザンブロット法のやり方の概要としてはまずDNAを制限酵素で切断して電気泳動でわけます。
次にニトロセルロース膜などに電圧をかけてうつし取ります。この操作をブロッティングと言います。
このDNAとプローブとの間で二本鎖を作らせ(ハイブリダイゼーション)して、プローブで検出します。
先ほどのサザンブロット法はDNAを検出する方法でしたが、RNAの場合はノーザンブロット法と呼びます。検出する方法やプローブはサザンブロット法とほぼ同じです。
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サザンブロット法はDNA、ノーザンブロット法はRNAを検出する方法方法でしたが、最後のウエスタンブロット法はタンパク質を検出する方法です。ウエスタンブロット法で用いるプローブには、目的タンパク質に対する抗体を用います。
ここまで見ると、サザン(southen)、ノーザン(nothern)、ウエスタン(western)と来たので、イースタン(eastern)もありそうですが、残念ながらありません。そして国試では、これらを引っ掻けてきます。覚え方としてゴロを紹介します。
イメージ作りの物語というかゴロの解説を。〇ィズニーランドのウエスタンリバー鉄道のように、「ウエスタン」から西部開拓時代の人たちを想像してください。西部劇に出てきそうな人たちが、サザンオールスター〇の音楽を聴いて、ノリノリで踊っているというお話です。サザンでは、「真夏の果実」が私は好きな曲ですね。皆さんは好きなサザンの曲あるでしょうか?