血液系、赤血球、白血球、血小板

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血液系、赤血球、白血球、血小板

前回の感覚器、眼と耳では眼と耳について見ました。今回は血液について見ていきます。

 

 

血液

血液は体の中をめぐり、酸素や炭酸ガス、栄養素や代謝産物、イオンや水、ホルモンなどを運搬します。その他免疫などの生体防御や、血液凝固などにも関わります。血液を遠心分離にかけると、血球と、それ以外の黄色っぽい血漿にわけられます。

 

 

血漿のほとんどは水分からなり、残りはイオンやタンパク質などが占めます。血漿タンパク質のうちアルブミンと呼ばれるタンパク質は間質液と血液の間の水分移動に関わり、アルブミンが少ないと浮腫が起こったりします。

 

血漿とよく似た言葉に血清がありますが、血清は、血漿からフィブリノーゲンというタンパク質を取り除いたものです。なので血清は血漿の一部ということができます。

 

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血球はさらに以下の3つに分けられます。

 

  • 赤血球;ヘモグロビンが主成分で酸素の運搬を行う。寿命は約120日、核はない
  • 白血球;さらに、顆粒球(好中球、好酸球、好塩基球)、単球、リンパ球(Bリンパ球、Tリンパ球)などにわかれ、感染防御や抗体産生など生体防御に関与。核がある
  • 血小板;血管損傷が起こると、凝集して血液凝固に関与。寿命は10日、核はない

 

これらの中で、血小板は特に抗血小板薬などに関わってくるので重要です。

 

血球産生

先ほどの赤血球、白血球、血小板などの血球は胎児では肝臓、脾臓、リンパ節などで作られますが、生後は骨髄で作られます。骨髄は骨の中央部の髄腔内に存在して、赤色骨髄が血球を作ります。多能性幹細胞を出発点として、それぞれの血球は以下のように作られます。

 

 

  • 赤血球;多能性幹細胞→骨髄系幹細胞→前赤芽球→正赤芽球→網状赤血球→赤血球
  • 顆粒球;多能性幹細胞→骨髄系幹細胞→骨髄芽球→顆粒球(好中球、好酸球、好塩基球)
  • 単球;多能性幹細胞→骨髄系幹細胞→単芽球→単球
  • リンパ球;多能性幹細胞→リンパ系幹細胞→リンパ芽球→リンパ球(Bリンパ球、Tリンパ球)
  • 血小板;多能性幹細胞→骨髄系幹細胞→巨核芽球→巨核球→血小板

 

ややこしいですが、図をしっかりとおさえましょう。

 

まとめ

  • 血液を遠心分離にかけると、血球と血漿にわけられる。
  • 血漿タンパク質のうちアルブミンが不足すると浮腫などが起こることがある。
  • 血清は血漿の一部ということができる。
  • 赤血球は酸素の運搬などを行う
  • 白血球は免疫に関わる
  • 血小板は血液凝固に関わる
  • 血球の産生は赤色骨髄が行い、多能性幹細胞を出発点として様々に分化する

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