

Sponsored Link
脂肪酸やグリセロールの他にリン酸などを含むものを複合脂質といい、今回は複合脂質について見ていきます。複合脂質は親水性と疎水性があるため、界面活性作用があります。このことから細胞膜の構成成分となったりします。
の働き1.png)
複合脂質は大きく以下の2つにわけられます。
複合脂質の代表例として、今回は以下のものを見ていきます。
Sponsored Link
Sponsored Link
ホスファチジルコリン(レシチン)はグリセロリン脂質の1つです。ホスファチジルコリン(レシチン)は生体膜の構成成分の1つとして働きます。
の働き2.png)
ホスファチジルコリン(レシチン)にホスホリパーゼA2が働くと2位の脂肪酸エステル結合が加水分解されて、アラキドン酸などを生じます。アラキドン酸はシクロオキシゲナーゼ経路やリポキシゲナーゼ経路などを経由することでプロスタグランジン、トロンボキサン、ロイコトリエンなどを作ります。
、心筋梗塞の心膜炎1.png)
ホスファチジルイノシトールはグリセロリン脂質の1つです。ホスファチジルイノシトールがリン酸化されたホスファチジルイノシトール4,5-ビスリン酸はホスホリパーゼCによって加水分解されると、ジアシルグリセロールとイノシトール1,4,5-三リン酸と呼ばれる物質を作ります。これらは細胞内情報伝達物質として機能します。
スフィンゴミエリンはスフィンゴリン脂質の1つです。スフィンゴミエリンは脳や神経細胞の細胞膜に大量に存在します。スフィンゴミエリン以外にも、スフィンゴ糖脂質であるガラクトセレブロシドやガングリオシドなども脳や神経細胞の細胞膜に多く存在することから、スフィンゴシンの共通項目と覚えると良いでしょう。