細胞内小器官にはミトコンドリア、小胞体、ゴルジ体、リソソーム、ペルオキシソームなどが存在します。これらがうまく働くことで細胞の機能が保たれています。

異物に対する生体バリアー
物理的バリアーの代表例には、皮膚、粘液や絨毛などです。生理的バリアーの代表例には、正常細菌叢、汗や皮脂腺分泌物などです。化学的バリアーの代表例には、リゾチーム、ラクトフェリン、急性期タンパク質、インターフェロンなどです
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私たちが細菌やウイルスなどの異物にやられてしまうと病気になってしまいます。例えば風邪やインフルエンザなどです。しかし、私たちには異物を排除して自分を守る仕組みをもち、異物にはやられにくくなっています。今回はどのようにして異物から体を守っているかについて見ていきたいと思います。
まず私たちは異物に対して大きく3段階のバリアーを持っています。
これらのバリアーが異物から私たちを守ってくれてるおかげで、病気になりにくくなっています。次にこれらのバリアーの代表例を見ていきます。
物理的バリアーの代表例には以下のようなものがあります。
代表例からもわかるように、物理的に異物から守ってくれています。
生理的バリアーの代表例には以下のようなものがあります。
化学的バリアーの代表例には以下のようなものがあります。
急性期タンパク質のところで出てきた補体については次回まとめていきたいと思いますので、ここでは「ふーん」という漢字で見てもらえたらと思います。