細胞内小器官にはミトコンドリア、小胞体、ゴルジ体、リソソーム、ペルオキシソームなどが存在します。これらがうまく働くことで細胞の機能が保たれています。
![骨の構造](../img/header.jpg)
骨の構造
骨は細かく見ると骨組織、骨髄、軟骨組織、骨膜からなります。赤色骨髄は造血機能を持ちます。軟骨組織は主に関節に関わります。骨膜は骨の表面を覆っていて、骨を保護したり、筋肉を骨に固定します。
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前回の神経系6、神経細胞の構造までで神経系を見てきました。今回は骨について見ていきます。
骨は体の構造を決めたり、臓器を守ったりする役割がありますが、さらに細かく見てみると以下のようなものからできています。
骨組織は多くの細胞からなり様々な働きを持ちます。中でも、骨形成細胞から分化する骨芽細胞は骨気質を作り、骨の代謝に関わります。骨は日々生まれ変わっていて、骨を壊す破骨細胞と、骨をつくる骨芽細胞が、うまくバランスを保っています。
骨と言えばカルシウムですが、カルシウムは以下のホルモンなどによって制御されています。
骨髄は主に造血に関わります。造血機能をもつ骨髄を赤色骨髄と言います。赤色骨髄に対して、造血機能を失ったものを黄色骨髄と言います。
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軟骨組織は組織や器官の間を埋めて、関節などに関わります。関節には色々な種類があり、180°曲がるものもあれば、360°曲がるものもあります。自分の体を色々試してみるとわかります。誤っても骨折しないように試してくださいね(笑)このように体の部位に応じた関節が存在しています。
骨膜は骨の表面を覆っていて、骨を保護したり、筋肉を骨に固定する働きがあります。その他にも骨膜には骨に栄養を供給する血管なども存在します。