皮膚の構造

皮膚の構造

皮膚は、表皮と真皮からなり、その下には皮下組織が存在します。表皮にはメラニン細胞(メラノサイト)、ランゲルハンス細胞、メルケル細胞などが存在し、真皮の汗腺はエクリン腺とアポクリン腺などの種類があります。

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皮膚の構造

前回までの筋肉3、平滑筋の収縮で筋肉を見てきました。今回は皮膚です。皮膚は発汗のイメージが強いですが、それ以外にも異物が外部から侵入するのを防ぐバリア機能としても働いています。

 

 

皮膚は大きく2つにわけることができます。

 

  • 表皮
  • 真皮

 

真皮の下には皮下組織があり主に脂肪組織からできています。

 

表皮

表皮は外側から角質層、顆粒層、有棘層、基底層とさらにわけることができます。基底層の細胞はどんどんと外側に押し出され、有棘細胞、顆粒細胞、角質細胞となっていき垢となって表に出てきます。つまり皮膚は日々生まれ変わっているわけです。これを皮膚のターンオーバーと呼びます。これらの垢以外にも以下のような細胞が存在します。

 

  • メラニン細胞(メラノサイト);紫外線を吸収してメラニン色素を作り、皮膚の保護をする
  • ランゲルハンス細胞;抗原提示細胞として免疫に関与する
  • メルケル細胞;感覚ニューロンとつながり、触覚などに関与する

 

メラニン色素=悪者みたいにCMで放送したりしていたので、私はメラニン細胞(メラノサイト)は良くないものだと思っていました。そのため、大学に入り私が初めてメラニン細胞(メラノサイト)の役割を知った時衝撃でした。やっぱりテレビなどの洗脳は怖いですね。自分でしっかり調べることってとても大事なことだと思います。

 

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真皮

真皮には汗腺、皮脂腺、毛包、血管神経などが存在します。汗腺はさらに大きく2つの種類があります。

 

  • エクリン腺;エクリン腺より作られる汗の主成分は、水やイオンなどで導管を通って表皮に分泌される。汗を蒸発させることで体温調節に関わる。
  • アポクリン腺;アポクリン腺より作られる汗には脂質やタンパク質が含まれる。

 

ちなみに私は汗を結構かくほうで、夏場は通学や通勤でめっちゃ汗ダクになります(笑)それゆえに冬より夏が苦手です。寒いのは最悪厚着しまくればどうにかなりますが、暑いのは脱いでも限界があります。脱いで出歩くと捕まってしまいますしね(笑)皆さんは暑いのと寒いのどっちがいいですか?

 

まとめ

  • 皮膚は、表皮と真皮からなり、その下には皮下組織が存在する。
  • 表皮は角質層、顆粒層、有棘層、基底層とさらにわけることができ、日々ターンオーバーが行われている。その他にもメラニン細胞(メラノサイト)、ランゲルハンス細胞、メルケル細胞などが存在する。
  • 真皮は、汗腺、皮脂腺、毛包、血管神経などが存在し、汗腺はエクリン腺とアポクリン腺などの種類がある。

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