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前回の神経系2、間脳、脳幹、小脳までで脳について見ました。中枢神経系は脳だけでなく脊髄もありました。今回は脊髄について見ていきます。

脊髄は外側にある白質と、内部にある灰白質と呼ばれるところがあります。そして図のように、灰白質の後ろのでっぱりを後角、前のでっぱりを前角と言います。

知覚神経などの終末が後角にあり、そこから流れてきた情報は、前角にある運動神経の細胞体が受け取り、骨格筋へと流れていき反射が起こります。
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通常では刺激に対しては脳が中枢として働き、考えて指令を出して行動します。しかし沸騰したやかんなどに触れると、考える間もなく「熱っ!!」と言って無意識に手を引っ込めるかと思います。このように脊髄が中枢となり起こる反応を反射と呼びます。
反射は大きく2種類にわけられます。
多シナプス反射のイメージは下の図のようなイメージになります。
先ほどのやかんの例に沿ってあげると、やかんに触れる→知覚神経が感じとり、情報を流す→後角よりやかんに触れた情報が流れてくる→間の神経をはさむ→運動神経に情報が伝わる→前角より情報が流れていく→骨格筋に伝わり、手を引っ込める。

今まで脳や脊髄について見てきましたが、脳や脊髄は髄膜で包まれています。髄膜は硬膜、くも膜、軟膜と3つの層から構成されていて、くも膜と軟膜の間は脳脊髄液で満たされています。この液体はクッションの役割を果たしています。大事な脳は骨だけでなく、髄液によっても衝撃から守られています。
なお脳脊髄液はクッションの役割だけでなく、栄養分を血液から脳と脊髄に運びます。また老廃物を脳と脊髄から除去して血液に戻す働きなども行っています。