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細菌は球菌、桿菌、らせん菌など様々な形をとり、0.5〜2μmくらいの大きさで単細胞生物です。私たちには見えませんが、身の回りには多くの細菌がいます。そして細菌は様々なゲノム関係でプラスに働くこともあれば、純水に病気を起こしたりマイナスに働くこともあります。今回は細菌の構造について見ていきたいと思います。

細菌は基本的に以下のようなものからできています。
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細菌は核膜に包まれた核を持たず、一般的に染色体DNAは環状二本鎖DNAとなっています。そしてこの環状二本鎖DNAは細胞質中にフワフワ浮いてます。これを核様体と呼びます。
細菌の一部には核様体から独立して自律複製するプラスミド(DNA)をもつものがいます。このプラスミドの中には耐性菌の原因となる薬剤耐性因子などがあります。
細菌のリボソームは真核生物とは異なり、70S(30Sサブユニットと50Sサブユニット)からなります。この違いが抗生剤のターゲットとなります。
細菌の細胞膜は、主にリン脂質と膜蛋白などからなる脂質二重膜構造が一般的です。
細菌の細胞壁はN-アセチルムラミン酸とN-アセチルグルコサミンをからなるペプチドグリカンによって作られています。細胞壁は細菌の形を維持するだけでなく、浸透圧などから守る働きをしています。そのため細胞壁を壊されてしまうと最近は破裂してしまいます。よって、細胞壁も抗生剤のターゲットとなります。
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鞭毛は細菌が移動したり、細菌の周りに液流を起こすために存在します。
線毛は一部の細菌に見られ、細菌と細菌、細菌と組織の付着に関わります。
一部の細菌は増殖環境が悪化すると、休眠状態にある芽胞を作ります。芽胞は熱、消毒薬、乾燥、紫外線、放射線などに対する抵抗性を示します。芽胞を作る代表的な病原菌には以下のようなものがあります。
芽胞を滅菌するには高圧蒸気滅菌が必要となります。