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前回の呼吸器系、気管や肺の構造では呼吸器系を見ました。今回は消化器系のうち主に胃などを見ていきます。

消化器系は食べ物を取り込んで、消化、吸収を行い、不要物を排泄します。まず食べ物が最初に来るのが口腔です。口腔は消化のための準備を行う場所です。歯で食べ物を細かくするイメージの強い口腔ですが、他にも唾液が分泌する役割もしています。唾液は唾液腺から分泌されますが、唾液腺には小唾液腺と大唾液腺(耳下腺、舌下腺、顎下腺)などの種類があります。
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食べ物は口腔の後は、食道の蠕動運動により胃に運ばれます。以下の図のように、噴門、幽門、胃底、胃体、幽門、小弯、大弯などの部位があります。幽門には括約筋があり閉じることで、食べ物を一時的に胃にとどめておくことができます。

胃の粘膜には胃腺があり、以下のような細胞が存在します。
これらによってタンパク質はペプチドに分解されていきます。
先ほど壁細胞から胃酸が分泌されるという話をしましたが、これにはプロトンポンプ(H+,K+-ATPase)と呼ばれるポンプのようなものが関わります。プロトンポンプ(H+,K+-ATPase)は、H+を壁細胞の外側に、K+を壁細胞の内側に交換します。

アセチルコリンM3受容体にアセチルコリン、ヒスタミンH2受容体にヒスタミン、ガストリン受容体にガストリンが結合して、それぞれの受容体が刺激されるとプロトンポンプ(H+,K+-ATPase)が活性化します。
プロトンポンプ(H+,K+-ATPase)を理解することで、消化性潰瘍治療薬の理解につながります。