薬剤服用歴管理指導料の加算をとるために、必要な項目を満たしましょう。

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薬剤服用歴管理指導料の加算と必要な項目

前回の薬剤服用歴管理指導料、必要な項目と記録では、薬剤服用歴管理指導料のベースを学びました。今回は加算についてまとめます。

 

薬剤服用歴管理指導料には、以下のような加算があります。

 

  • 麻薬管理指導加算;22点
  • 重複投薬・相互作用等防止加算;残薬調整に関わるもの30点、残薬調整以外のもの40点
  • 特定薬剤管理指導加算;10点
  • 乳幼児服薬指導加算;12点

 

麻薬管理指導加算

麻薬調剤時、患者又はその家族等に対して定期的に電話等により以下のものを確認して指導、記録したときにとれる加算です。

 

  • 服薬状況
  • 残薬状況
  • 保管・取り扱い方法
  • 効果
  • 副作用

 

服薬指導してその日に終わりというわけでなく、算定にはアフターフォローが必要なので注意が必要です。

 

 

重複投薬・相互作用等防止加算

以下の項目等について、処方医に確認を行い、同意を得て処方内容が変更され、記録を残した時にとれる加算です。

 

  • 併用薬との重複投薬および併用薬、飲食物等との相互作用の防止
  • 残薬
  • その他薬学的観点から必要と認める事項

 

残薬調整と、残薬調整以外で点数が違うため注意が必要です。

 

なお、同時に複数の保険医療機関又は複数の診療科の処方箋を受け付けて、複数の処方箋について、薬剤を変更した場合であっても、1回に限り重複投薬・相互作用等防止加算を算定できます。

 

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特定薬剤管理指導加算

特定薬剤管理指導加算は、安全管理が特に必要な医薬品として、厚生労働大臣が定めるものを調剤した場合に算定でき、以下のような医薬品があります。

 

  • 抗悪性腫瘍薬
  • 免疫抑制薬
  • 不整脈薬
  • 抗てんかん薬
  • 内服薬に限る血液凝固阻止薬
  • ジギタリス製剤
  • テオフィリン製剤
  • 注射薬に限るカリウム製剤
  • 精神神経用剤
  • 糖尿病薬
  • インスリン製剤
  • 抗HIV薬

 

詳しくは厚生労働省のホームページに書いてあります。

 

これらの薬について、以下の項目等を確認、指導、記録した場合に算定できます。

 

  • 服薬状況
  • 効果
  • 副作用
  • 併用薬
  • 注意すべき副作用やその対処方法
  • 服用や保管に関わる取り扱い上の注意事項

 

具体的な指導内容は、薬局におけるハイリスク薬の薬学的管理指導に関する業務ガイドライン等を参照するとよいでしょう。

 

特定薬剤管理指導加算は、対象の薬が処方されている場合は、そのすべてについて確認や、指導、記録を行い、処方箋受付1回につき1回の算定になります。

 

乳幼児服薬指導加算

乳幼児服薬指導加算は、6歳未満の調剤について、患者又はその家族等に対して、確認、指導、記録を残したときに算定できます。

 

普通の項目もそうですが、特に以下の項目をしっかり記録に残さないといけません。

 

  • 体重
  • 適切な剤形
  • 適切な使用方法
  • 指導内容を手帳に記載する

 

 

指導内容を手帳に記載するのは、本当はやらなければなりませんが、忙しい業務中に書くことは難しいので、薬歴に「書いたという旨」を残すことが重要です。保険の人たちも患者のお薬手帳の中身までは確認することができませんから、それさえ残しておけば保険が切られたことは一度もありません。

 

まとめ

  • 薬剤服用歴管理指導料の加算には、麻薬管理指導加算、重複投薬・相互作用等防止加算、特定薬剤管理指導加算、乳幼児服薬指導加算などがある。
  • 加算をとるために、必要な項目をしっかりと満たしましょう。
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