服用薬剤調整支援料、外来服薬支援料などが薬学管理料の中でも今後伸びそう

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薬学管理料、今後伸びそうな算定料は?

薬学管理料は、薬剤服用歴管理指導料の略です。つまり患者の薬の服用歴を管理した上で、服薬指導をするときの点数です。

 

 

ベースとなる点数は、前回いつ来局したのかとお薬手帳を持ってきたかによって変わります。そのベースの点数に条件を満たせば加算をすることもできます。

 

  • 麻薬管理指導加算;麻薬の服用方法、残薬、保管状況、副作用などについて指導したときに算定
  • 重複投薬・相互作用等防止加算;重複投与や相互作用の観点から疑義照会をして変更になった時に算定。残薬調整に関わるかどうかで点数が異なる。
  • 特定薬剤管理指導加算;厚生労働大臣が定めた薬剤の管理、指導をしたときに算定。
  • 乳幼児服薬指導加算;6歳未満に指導した時に算定。体重確認や、お薬手帳への記載などが必要。

 

かかりつけ薬剤師管理指導料

患者一人に対して、一人の薬剤師だけがかかりつけ薬剤師となることができます。かかりつけ薬剤師になるには、患者に同意を得てなる必要があります。誰でもなれるわけではなく、勤務状況や、経験、認定薬剤師をもっているかなどの条件を満たさなければ、かかりつけ薬剤師になることはできません。

 

かかりつけ薬剤師管理指導料にも、さきほどの4つの加算をとることができます。

 

かかりつけ薬剤師包括管理料

医療機関で地域包括診療加算や認知症地域包括診療加算などを算定している患者に対して、かかりつけ薬剤師が指導を行った時に算定できます。下記項目以外は包括となります。

 

  • 時間外等の加算、夜間・休日等の加算
  • 在宅患者調剤加算、在宅患者訪問薬剤管理指導料、在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料、在宅患者緊急時等協同指導料
  • 退院時共同指導料
  • 薬剤料、特定保健医療材料

 

現実的に算定する機会はあまりないでしょう。

 

服用薬剤調整支援料

医師が薬を処方し、漠然とDoで出し続けて薬が山盛りになっている患者がいます。そのような無駄な薬を削った時に算定できます。服用期間や削除した薬の数などが算定には関わってきます。

 

 

国は内服した後のフォローを薬剤師に求めているため、今後の薬剤師業務に大きく関わってきそうな項目です。

 

外来服薬支援料

調剤済みの薬に対して、一包化やお薬カレンダーなどで整理して、服薬しやすくしたときに算定ができます。

 

 

これも先ほどの服用薬剤調整支援料とともに、今後の薬剤師業務に大きく関わってきそうな項目です。

 

服薬情報等提供料

服薬状況などの情報を医療機関に提出すると算定できます。医療機関から依頼があって提供した場合と、患者や家族、薬剤師が必要に応じて提供した場合で点数が異なります。

 

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在宅患者訪問薬剤管理指導料

通院が困難で在宅療養をしている患者に医師の指示のもと、患者の家に行き管理や指導した時に算定できます。建物や誰に指導するかなどによって点数が変わります。

 

 

在宅患者訪問薬剤管理指導料は、麻薬管理指導加算と乳幼児加算をとることができます。

 

在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料

在宅で療養しているため、患者が急変することがあります。つまり訪問を計画していた時以外の緊急時に算定できる点数です。

 

在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料は、麻薬管理指導加算と乳幼児加算をとることができます。

 

在宅患者緊急時等協同指導料

先ほどのまでの在宅は、医師の指示のもと薬剤師のみが訪問となっていましたが、この在宅患者緊急時等協同指導料は他の医療職種と訪問してカンファレンスに参加した時に算定できます。

 

在宅患者緊急時等協同指導料は、麻薬管理指導加算と乳幼児加算をとることができます。

 

在宅患者重複投薬・相互作用等防止管理料

重複投薬・相互作用等防止加算の在宅バージョンです。

 

退院時共同指導料

医療機関を退院する予定の患者が、在宅療養をするときに、スムーズに入れるように医療機関に行き、医師や看護師などと共に情報提供した時に算定できる点数です。

 

 

国の方針としては、体物業務から対人業務へのシフトを求めています。そのため、保険薬局の調剤報酬の中でも薬学管理料は特に伸びそうな気がします。特に服用薬剤調整支援料、外来服薬支援料あたりが今後熱くなるのではないかと思いますので、日頃から意識を持って業務に臨むと良いでしょう。

 

まとめ

  • 薬学管理料の中でも服用薬剤調整支援料、外来服薬支援料が今後伸びそうである。
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