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前回の、患者さんと話すときは、専門用語を避けよう。その1では「あ行」をまとめました。今回はその続きです。
最近テレビでセカンドオピニオンが使われていたため知っていると思い使ってしまいました・・・
私「○○さん、今回も風邪薬を他の病院で出してもらっていますが、セカンドオピニオンですか?」
患者「セカンドオピニオン?」
私「ええ。風邪がよくならなくて、主治医の先生以外にもう一度診てもらったのかなと思いまして。」
患者「そういうことね。そうなのよ・・・以下省略」
理解のある患者さんで良かったですが、やはり専門用語には気をつけなければいけないなと感じました。
今回は「か行」と「さ行」です。
病状が安定し、入院して治療を受ける必要はない高齢者が、リハビリを中心に医療や看護・介護を受けることのできる施設。自立を支援し、家庭への復帰を目指す施設。
治療の実績や、学会での研究をふまえて作られた診療の目安のこと
粘膜や皮膚の表面が炎症を起こしてくずれ、できた傷が深くえぐれたようになった状態。
薬を使うがんの治療法
病気や手術、検査などが原因となって起こる別の病気
症状が一時的に軽くなったり、消えたりした状態。治る可能性も再発する可能性もある状態。
ウイルスやアルコールなどによる肝炎が原因で、肝臓が硬くなり、コブだらけになって、本来の働きができなくなった状態。
主にがんの末期などで痛みや苦しみを和らげることを優先して行う医療のこと。患者さんやその家族の希望や価値観に配慮して、穏やかな日常が送れるようにする医療のこと。
これまでにかかった病気
Quality Of Lifeの略語。生活の質と訳される。自分でこれでいいと納得できる生活の質のこと。
退院までの診療内容をスケジュール化したもの
認知症患者が専門スタッフの援助を受けて共同生活をする家
敵から自分を守ってくれている物質が、自分のからだのある部分を敵だと間違えて、攻撃するようになったために起きる病気の一種
細菌やウイルスと戦い、からだを守ってくれる体内で作られる物質
食物などが気管に入ってしまうこと
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Chronic Obstructive Pulmonary Diseaseの略語。慢性閉塞性肺疾患と訳される。長年にわたる喫煙などにより、肺や気管支の空気の通り道が狭くなった状態。
細胞が異常に増えてかたまりになったもの。ある場所にとどまって大きくなるだけの良性の腫瘍と、治療が必要な悪性の腫瘍に分けられる。
がんがあると、健康なときには見られない物質が現れる。その物質があるかないか、増えているかいないかで、がんがあるかどうかの目安になる。
病状がとても重いこと
血液の循環がうまくいかず、細胞に酸素が行きにくくなった状態で、命の危険がある。
水が少しずつしみ込んでいくように、がん細胞が周囲に入り込み、拡大すること
腎臓の働きが悪くなり、からだの中の余分な水分や不要なものが、血液の中にたまってしまう状態。
もとは人間のからだの中で作られるホルモンで、炎症を抑えたり、免疫の働きを弱めたりする薬。
患部の一部を切り取って、顕微鏡などで調べる検査
主治医以外の医師に意見を聞くこと
気管支などが炎症などによって狭くなる病気
病気や入院による環境の変化などで脳がうまく働かなくなり、話す言葉やふるまいに一時的に混乱が見られる状態
患者が自らの意思で、延命処置を行うだけの医療をあえて受けずに死を迎えること
つづきは、患者さんと話すときは、専門用語を避けよう。その3でまとめます。