S6.興奮薬(a.特定物質でない興奮薬、b.特定物質である興奮薬)、市販の風邪薬のうっかりドーピングに気をつけよう

S6.興奮薬(a.特定物質でない興奮薬、b.特定物質である興奮薬)、市販の風邪薬のうっかりドーピングに気をつけよう

S6.興奮薬(a.特定物質でない興奮薬、b.特定物質である興奮薬)の作用機序には、直接作用型、間接作用型、混合作用型があります。市販の風邪薬(OTC)などにも禁止物質が含まれていることがあるため注意が必要です。

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S6.興奮薬(a.特定物質でない興奮薬、b.特定物質である興奮薬)、市販の風邪薬(OTC)のうっかりドーピングに気をつけよう

前回のS5.利尿薬および隠蔽薬、緑内障治療薬の炭酸脱水素酵素阻害薬に注意ではS5について見ました。今回はS6.興奮薬(a.特定物質でない興奮薬、b.特定物質である興奮薬)について見ていきたいと思います。

 

 

興奮薬の種類

これらの興奮薬は大きく3種類分けられます。

 

  • 直接作用型
  • 間接作用型
  • 混合作用型

 

 

よく気分が高まると「アドレナリンが出てきた」などと例えられるように、このカテゴリーの薬にはアドレナリンやノルアドレナリンに関わる成分があります。

 

直接作用型

アドレナリン受容体に直接作用して効果を示します。詳しい作用機序はアドレナリン作動薬、直接型でもまとめています。

 

間接作用型

ノルアドレナリンの交感神経終末からの遊離を促進したりすることで間接的に作用して効果を示します。詳しい作用機序はアドレナリン作動薬、間接型でもまとめています。

 

混合作用型

直接作用型と間接作用型の作用を併せ持つのが混合作用型です。詳しい作用機序はアドレナリン作動薬、混合型でもまとめています。

 

これらの興奮薬は中枢神経系を刺激することで、集中力や敏捷性を高めます。その他にも気分を高揚させ、疲労感を緩和させ、競技能力が向上するため禁止となっています。

 

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a.特定物質でない興奮薬に覚せい剤のアンフェタミン、メタンフェタミンが含まれていることからもわかるように、これらの興奮薬は競技能力向上だけでなく、精神的、身体的依存を起こしやめられなくなります。もしやめられたとしても、フラッシュバックを起こし、幻覚などの精神症状が現れることがあります。

 

 

注意事項

b.特定物質である興奮薬にエフェドリン、メチルエフェドリン、プソイドエフェドリンなどが含まれていて、風邪薬などの市販の薬(OTC)に配合されていることが多くうっかりドーピングをしてしまうことがあります。この他の興奮薬の成分もサプリメントに含まれていることがあるため注意が必要です。

 

 

α2受容体もアドレナリン受容体の1つですが、α2受容体をを刺激するカタプレス(クロニジン)は禁止物質から外れています

 

鼻や眼に使われるプリビナ(ナファゾリン)、トラマゾリン(トラマゾリン)、テトラヒドロゾリン(テトラヒドロゾリン)などは禁止物質から外れています。これらは点眼薬では充血の除去、点鼻薬では鼻充血に使われたりします。

 

まとめ

  • S6.興奮薬(a.特定物質でない興奮薬、b.特定物質である興奮薬)の作用機序には、直接作用型、間接作用型、混合作用型がある。
  • 市販の風邪薬(OTC)などにも禁止物質が含まれていることがあるため注意が必要。

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