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スポーツにルールがあるのと同じように、ドーピングにもルールがあります。今回はスポーツファーマシストが関わる規則について見ていきたいと思います。
World Anti-Doping Agency(WADA)は世界アンチドーピング機構と訳され、アンチドーピング活動における国際統一期間です。このWADA(世界アンチドーピング機構)が作ったアンチドーピング活動における世界統一規則をWorld Anti-Doping Code(世界アンチドーピング規程)と呼びます。World Anti-Doping Codeは略してCodeと呼ばれます。
Codeは日本で言う日本国憲法のようなもので、頂点に君臨しています。憲法の下に法律が来るように、アンチドーピング活動ではCodeを頂点とした6種類の国際基準が定められています。
色々書きましたが、スポーツファーマシストが特に抑えておきたいのは、禁止表国際基準(The List)と治療使用特例に関する国際基準(ISTUE)になります。
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Japan Anti-Doping Code(日本アンチドーピング規程)は、先ほどのCodeに基づいて作られた日本国内におけるアンチドーピング規則です。要するに日本版Codeで、JAPAN Codeと略されます。
Japan Anti-Doping Agency(JADA)に加盟する国内競技連盟は、JAPAN Codeを受諾し、当該競技連盟の会員及び参加者の権利及び義務の一部となるように対応することが求められています。もちろんアスリートなどもJAPAN Codeを遵守するように求められています。