アクトス(ピオグリタゾン)はインスリン抵抗性を改善します。浮腫、心不全、体重増加が特徴的な副作用なので注意が必要です。その他にも骨折リスクや膀胱がんのリスクなども報告されています。

ロゼレム(ラメルテオン)、高齢者に安全に使える睡眠薬は?
高齢者の転倒リスクの面から、安全に使える睡眠薬にはロゼレム(ラメルテオン)、ベルソムラ(スボレキサント)、デエビゴ(レンボレキサント)、ルネスタ(エスゾピクロン)などがあります。
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バラ色の夢・・・人生バラ色
メラトニンは体内時計を調整するホルモン。ロゼレム(ラメルテオン)はメラトニンと同じように、メラトニン受容体に作用することで、睡眠のリズムを整える。
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ロゼレム(ラメルテオン)に関連して、高齢者の安全性の高い睡眠薬についてまとめておく。
まず大前提として睡眠薬を使わずに眠れるならば、それに越したことはない。そのため以下のステップを踏んで、睡眠薬を検討していく。
まず加齢に伴い、必要な睡眠時間が低下することを知っておかなければならない。例えば個人差はあるものの、25歳では7時間、45歳では6.5時間、65歳では6時間くらいと言われている。そのため高齢者から眠れないと言われたら、以下のことを確認する。
前段階で睡眠時間などを確認したら、次のことを確認していく
補足としてレム睡眠行動障害とは、夜間寝ている間普通であれば体が動かないが声をあげたり暴れたりする。レビー小体型認知症などで起こることがある。
むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)とは主に下肢に不快な症状を感じる病気。むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)は夜に落ち着いているときに症状が強くあらわれるため、なかなか寝付けなかったり、いったん眠っても脚の不快感で目が覚めてしまうことが多くなる。
これまでのステップで問題がなければ、薬の使用を検討する。高齢者の転倒リスクから考えると、以下の薬などが比較的安全に使えると言われている。