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前回の有機化合物の命名法、アミドに続き、今回はアミドの反応を見ていきたいと思います。今回見ていく反応は以下の反応です。
今回も前回の求核置換反応が基本的な反応機構となるためHofmann転移以外は割愛します。
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アミドは酸水溶液又は塩基水溶液中で加熱することによりカルボン酸とアミンに加水分解されます。カルボン酸誘導体の中でもアミドは反応しにくいため加熱が必要です。
アミドをLiAlH4で還元するとアミンができます。いつものようにLiAlH4で徹底的に還元されるイメージです。
塩基存在下、第一級アミドをハロゲンで処理すると炭素が1つ減った第一級アミンが得られます。この反応をHofmann(ホフマン)転移と言います。
まず塩基がアミドのHを引き抜きます。
次にハロゲンを攻撃して、アミドにハロゲンがくっつきます。
再度塩基がアミドのHを引き抜きます。
ハロゲンが抜けます。
次に転移反応が起こり、並ぶ順番が変わります。
OHが付加します。
NがHと捕まえて
CO2が抜けて第一級アミンとなります。
反応機構を見たところで、Hofmann(ホフマン)転移のゴロを紹介します。
イメージ作りの物語というより、今回は歌ですね。アニメの進撃の巨〇の主題歌に、紅蓮の弓〇というオープニングテーマがあるのですが、その中の歌詞に「獲物を屠るイェーガー!!」とあるのですが、そこのリズムに合わせて「炭素を屠るアミド〜」と歌いまくってください(笑)
ちなみに私は進撃の巨〇のミケ分隊長の「人は戦うことをやめた時初めて敗北する。戦い続ける限りはまだ負けていない」という名言がとても好きです。安西先〇の名言と似ていますが、進撃の世界観で発せられるこの名言は別の重みがあると思います。
色々と考えさせられると思うので、進撃の巨〇をご覧になっていない方はぜひ一度ご覧になってください!!←これなんの記事だったっけ?(笑)