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前回の有機化合物の命名法、アルキンではアルキンの命名法について見ました。今回から炭素鎖に官能基がつくパターンを見ていきます。今回はアルコールです。

アルカンの時にも確認しましたが、命名法のルールは基本的に以下のようになります。
今まで[語尾(最も優先順位の高い官能基)]の部分が無かったのでシンプルでしたが少しルールが変わるので気を付けてください。官能基がつくパターンでおおむね注意することは以下の3点です。
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アルコールの官能基はOHであり、アルカン(alkane)、アルケン(alkene)、アルキン(alkyne)これらのeを省略してオール(ol)をつけて命名します。
いつものように例題を見てみましょう。
次の有機化合物の命名をせよ

今までの官能基がついていなかった時は母体探しから始めていましたが、冒頭でも言ったように[語尾(最も優先順位の高い官能基)]が無かったので、本来最初にやるべきは官能基探しです。今回はアルコールが題材なのでわかりやすいですが、まずOHがついているのでアルコールと認識します。
次に母体探しです。炭素鎖が5つあり、二重結合があるのでこれはペンテンであることがわかります。さて初めに確認したルールを見ると、官能基の位置が小さくなるように母体鎖に位置番号をつけるということでしたので、左から番号をつけるとOHの番号が一番小さくなります。そうすると二重結合の位置も定まるので、これはペンタ-4-エンにアルコールがついた有機化合物となります。

これらを組み合わせて、ペンタ-4-エン-2-オール。これが答えです。
次の有機化合物の命名をせよ

これも同様にまずアルコールであることを認識します。
次に母体探しです。炭素鎖が4つあり、かつ二重結合も2つあるのでこれはブタジエンであることがわかります。左から番号をつけると、ブタ-1,3-ジエンにアルコールがついた有機化合物となります。
これらを合わせて、ブタ-1,3-ジエン-2-オール。これが答えです。
前回までの基本ができていないと厳しくなってくるので、1つ1つ取り組んでいきましょう。