製剤、粉砕、混合、造粒に使われる機械

製剤、粉砕、混合、造粒に使われる機械

製剤の工程には粉砕、混合、造粒などがあります。粉砕に使われる機械にはハンマーミル、ボールミル、ジェットミルなどがあります。混合に使われる機械にはリボン型混合機、V型混合機などがあります。

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製剤、粉砕、混合、造粒に使われる機械

製剤、日本薬局方の錠剤のまとめで、錠剤などの薬は様々な工程を経て作られていくのでしたね。今回はそれぞれの工程で使われる製剤機械について確認していきます。

 

 

製剤の工程には、

 

  • 粉砕
  • 混合
  • 造粒

 

などがあります。

 

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粉砕

粉砕をすることで、溶解速度が大きくなったり、造粒性を高めたりできます。粉砕の機械には

 

  • ハンマーミル;高速回転するハンマーによる衝撃で粉砕する。
  • ボールミル;ボールが入った円筒容器が回転することで、摩擦や衝撃がうまれ粉砕される。
  • ジェットミル;気体のエネルギーによって粒子間の衝突が起こり粉砕される。

 

 

 

ハンマーミルやボールミルは熱に弱い医薬品に不適ですが、ジェットミルは熱に弱い医薬品は適します。ハンマーやボールを長時間稼働させると温度が上がってしまうからです。その代わり、ハンマーミルやボールミルは生薬の凍結乾燥などに適しているのに対して、ジェットミルは生薬の凍結乾燥には適しません。

 

 

混合

先ほど粉砕して、粉体となったものを混ぜ合わせることを混合と言います。混合することで、製剤の均一性が保たれます。混合の機会には容器が回転するものと固定されているものがあります。

 

  • V型混合機;2つの円筒がV字型に接合され、円筒が回転することで混合される。
  • リボン型混合機;容器内で回転するリボンにより混合される。

 

 

 

リボン型混合機は混合に長時間要しますが、V型混合機は短時間で混合ができます。しかしV型混合機は長時間の混合をすると分離してしまいます。

 

造粒

混合などして均一にしたものを、一定の大きさの粒子にすることを造粒と言います。造粒の機械には、

 

  • 押出し造粒機;粉体の湿塊を、穴から押出し乾燥させることで造粒する。円柱状で密度の高い粒子ができる。
  • 流動層造粒機;粉体を入れた容器に下から熱風を送り、結合剤を当てて造粒する。乾燥も同時に行えるが、押出し造粒機のような圧力はかからないため、かさ高い粒子ができる。
  • 噴霧乾燥造粒機;医薬品の霧に熱風をあてて乾燥させ造粒する。小さな粒子ができる。
  • 撹造粒機;粉体を容器に入れ、撹拌しながら結合剤を入れることで造粒する。球形に近い粒子ができる。
  • 転動造粒機;転動している粉体に結合剤を噴霧して造立する。球形に近い粒子ができる。

 

まとめ

  • 製剤の工程には粉砕、混合、造粒などがある。
  • ハンマーミルやボールミルは熱に弱い医薬品に不適だが、ジェットミルは熱に弱い医薬品は適する。
  • リボン型混合機は混合に長時間要しますが、V型混合機は短時間で混合ができる。

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