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バイタルサイン(vital sign)は文字通り、vital(生命)のsign(徴候)を指します。言い換えれば、患者さんが生きている証です。
バイタルサインは、生きている証の変化を教えてくれ、現代の薬剤師も知っておくべき内容となります。バイタルサインを読むことができれば、薬の効果や副作用の評価にとても役に立ちますし、異常な変化を感じ取ることができるからです。

例えば、医師から前回と同じ降圧薬が出ていたとしましょう。前回と同じだと思って安心して出したら、その患者が低血圧で倒れてしまった。薬以外の原因があるかもしれませんが、薬を調剤しているときに、すでに血圧が下がっていたかもしれません。薬を払い出す時に、バイタルサインを見て、血圧が下がっているのを確認出来ていたら、医師に減量を提案できたかもしれません。
極端な例をあげましたが、このようにしてバイタルサインを有効活用することで、もう一歩踏み込んだ仕事内容ができます。このカテゴリーでは、バイタルサインの基本を学んでいきます。
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先ほど、血圧の例をあげましたが、バイタルサインは他に何があるでしょうか?
これらが基本的なバイタルサインの項目となります。
上の5つ(意識、呼吸、血圧、脈拍、体温)は常に気にかけておきたいバイタルサインで、下の3つ(酸素飽和度、血糖値、尿量)は見るにこしたことはないですが、疾患によって有効性が変わってきます。

そのほかバイタルサインではないですが、以下の項目などをプラスアルファとして知っておくと、患者さんと話しているときに異常に気づけます。
これらも知っておくと、いざという時にわかると思います。アセトン臭やアンモニア臭は遭遇すると薬剤師でも気づけるぐらい強力です(笑)
次のページから、先ほどのバイタルサインの項目を見ていこうと思います。